シャプレー
よみ方
しゃぷれー
英 語
Shapley, Harlow
説 明
アメリカの天文学者(1885-1972)。ミズーリ大学を卒業後、1913年にプリンストン大学で学位を取得、ウィルソン山天文台に入所した。恒星、銀河の測光および分光観測で多くの業績をあげた。特に、球状星団の中に見られるセファイドの距離を周期-光度関係を適用して求め、球状星団の距離分布から天の川銀河(銀河系)の中心位置と大きさをほぼ正しく求めた研究が有名である。1920年に宇宙の大きさと渦巻星雲の正体をめぐってカーチス(H.D. Curtis)とくりひろげた公開討論は後に「大論争」と呼ばれた。後にハーバード大学天文台の教授、台長に就任した。
2019年05月26日更新
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