カプタイン
よみ方
かぷたいん
英 語
Kapteyn, Jacobus Cornelis
説 明
オランダの天文学者(1851-1922)。ユトレヒト大学で学び学位を取得、ライデン大学天文台に入所した。1878年にグロニンゲン大学の天文学教授になる。ハーシェル(W. Herschel)が創始した恒星天文学を恒星の空間分布と運動に関して統計学的に大きく進展させた。主な業績は、ギル(D. Gill)がケープ天文台で撮影した南天の天体写真を測定・整理しケープ写真星表を出版したこと、星の固有運動に関する二星流説の提唱(1904)、星の光度に対する絶対等級の概念の導入、最初の定量的な天の川銀河(銀河系)のモデルの構築(1922)などがある。
2018年09月14日更新
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