素粒子
よみ方
そりゅうし
英 語
elementary particle
説 明
物質を構成したり、相互作用を媒介したりする、これ以上分けられない最小単位の粒子のこと。
素粒子の標準模型では、物質を構成する粒子(アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムという6種類のクォークとその反粒子、電子、ミューオン(ミュー粒子)、タウ(タウ粒子)とそれぞれに随伴する3世代のニュートリノ(合わせてレプトンと総称する)と各々の反粒子)、力を媒介するゲージ粒子(強い力を媒介するグルーオン、電磁気力を媒介する光子、弱い力を媒介するウィークボソン(WボソンとZボソン))、そして自発的対称性の破れを起こし粒子に質量を与えるヒッグス粒子が素粒子である。
重力を媒介するゲージ粒子である重力子は未発見である。
2023年11月16日更新
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