天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

色超過 color excess

天体固有の(真の)色と観測される色の差。天体からの光は、星間ダストなどの星間物質や地球大気による吸収・散乱の影響により、観測されるまでの間にいくらかの光が失われる。この効果を減光と呼ぶが、波長の短い青い光ほどより多く減光[…]

隕石 meteorite

宇宙から地球に落下してきた岩石。多くは小惑星のかけらであるが、大気中で燃え尽きなかった流星のかけらもある。小惑星には太陽系誕生の初期の情報が残されているので隕石は太陽系の誕生過程を知るための重要な研究対象である。 隕石[…]

ウォルフ,シャルル Wolf, C. J. É.

シャルル・ウォルフ(Charles Joseph Étienne Wolf;1827-1918)はフランスの恒星天文学者。高等師範学校を卒業して教職に就きモンペリエ大学教授になった。1862年パリ天文台に入所、初期には天[…]

渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

宇宙空間 (outer)space

地球の大気圏を超えた空間領域。宇宙空間と大気圏には明確な境界があるわけではないが、国際航空連盟は(1950年代に宇宙航空学の研究が行われた際に境界の値として設定された「カーマン・ライン」として)高度100 km、NASA[…]

宇宙ジェット astrophysical jet

天体に周囲から降着するガスの一部が細く絞られて一方向または双方向に噴出するもの。ガスが細く絞り込まれる現象はコリメーション(収束)という。中心の天体の周りにはガスでできた降着円盤があると考えられている。英語の astro[…]

宇宙望遠鏡科学研究所 Space Telescope Science Institute: STScI

ハッブル宇宙望遠鏡(1990年打ち上げ)の運用と関連分野の研究発展のために、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学ホームウッドキャンパス内に1981年に設立された研究所。全米天文学大学連合(AU[…]

宇宙マイクロ波背景放射 cosmic microwave background radiation (CMB)

宇宙の晴れ上がりの時点(宇宙誕生後約38万年)から届く黒体放射。熱い火の玉状態であった初期宇宙からの光子が、宇宙膨張とともに温度を下げながら、マイクロ波の波長域にピークを持つ黒体放射として現在の宇宙を満たしている。この放[…]

運動量保存則 conservation of momentum

質量 $m$ の物体が速度 $v$ で運動しているとき、両者の積 $mv$ を運動量と呼ぶ。2つの物体が衝突する場合、外部から力が働かなければ、衝突の前後でそれぞれの物体の速度は変化するが運動量の和は変化しない。これを運[…]

HR図 Hertzsprung-Russell (HR) diagram

恒星のスペクトル型と光度(絶対等級)の分布図。縦軸を絶対等級(上が明るい)、横軸をスペクトル型(右が低温)にとる。この図を考案したヘルツシュプルング(E.Hertzsprung)とラッセル(H. N. Russell)の[…]

H𝛂線 H𝛂 line

水素原子が放射するバルマー線(バルマー系列を参照)のうち、主量子数n=3とn=2のエネルギー準位のあいだを電子が遷移するときのスペクトル線である(n=3からn=2への遷移では輝線、n=2からn=3の遷移では吸収線)。可視[…]

エウロパ Europa

木星のガリレオ衛星の一つ。表面は厚さ3 km以上の氷に覆われており、ひび割れが多数見える。木星との間の潮汐加熱により氷が溶けて、表面下には水が存在すると考えられている。

液体シンチレーション検出器 liquid scintillation counter

放射線が液体中で損失するエネルギーをシンチレーション光(蛍光)として測定するシンチレーション検出器の一種。液体シンチレータ測定器ともいう。液体の溶剤に有機物を溶かしたものであり、溶剤としてはキシレン、トルエンなどが、有機[…]

EGRET検出器 Energetic Gamma Ray Experiment Telescope (EGRET) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたGeV領域ガンマ線の検出器。スパークチェンバーとNaIシンチレーション検出器を用いたカロリメータ、および反同時計数検出器を備え、ガンマ線を検出器内で起こした対生成過程でつくられた電子・陽[…]

エジンバラ王立天文台 Royal Observatory, Edinburgh(ROE)

エジンバラの中心部にあったカールトン・ヒルにエジンバラ大学が持っていた天文台が、1822年にイギリス国王ジョージ4世が訪れたのを機に王立天文台となりROE(Royal Observatory, Edinburgh)の名称[…]

SS433 SS433

わし座の特異天体(マイクロクェーサー)。見かけの明るさは約14等級で、6〜8等程度の星間吸収を受けている。コンパクト星(恒星質量ブラックホールか中性子星、主星)とおそらくは早期型星(伴星)からなる近接連星系である。伴星か[…]

SN1987A SN1987A

1987年2月23日に大マゼラン雲中で発見された超新星。B0.7~B3型星がII型超新星爆発を起こしたものと考えられている。爆発時の最大光度は絶対等級で MV=-15.9 等とされ、見かけの等級でも2.6等に達した。望遠[…]

エタロン etalon

干渉計として動作する、一定距離だけ離れた半透明な平面境界面に挟まれた層。その層の境界にある反射面での多重反射干渉によって、高分散(高分解能)のスペクトルを得ることができる。もともとは石英の薄板などが層材料として使われてき[…]

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]