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(Faulde,M. & Wilson,R.N., Astronomy and Astrophysics, Vol. 26, p. 11(1973))
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ジョセフソン接合は、薄い絶縁膜(Insulator)を超伝導膜(Superconductor)ではさんだ3層から構成され、頭文字をとってSIS接合とも呼ばれる。ジョセフソン接合には電子または超伝導電子対(Cooper p […]
ショットキーバリアをもちいたダイオードで、通常のダイオードに比べて高周波数での特性が良い。電波天文学の初期には、冷却したショットキーバリアダイオードが周波数変換器として用いられたが、現在は、より低雑音のHEMT増幅器や超 […]
金属と半導体が接触するときに、界面に仕事関数の差に相当するバリアが生じ、それをショットキー障壁(バリア)と呼ぶ。これによる整流作用を利用したものが ショットキーダイオードである。
粒子検出器や電子回路において、計測される粒子数が少ない場合、その数はポアソン分布に従って統計的に変動するため、そのゆらぎが計数における雑音となる。これがショット雑音である。ポアソン分布のゆらぎの標準偏差は粒子数の平均値 […]
抵抗体内部の電子の熱運動によって生じる不規則な電位差による雑音。ジョンソン-ナイキスト雑音、熱雑音ともいう。1927年にこの現象を発見したジョンソン(J.B. Johnson)と、それを理論的に説明したナイキスト(H. […]
屈折望遠鏡においては焦点は望遠鏡出射光側の1か所である(厳密には入射光側にも焦点ができるが通常使用しない)が、反射望遠鏡では反射鏡の組み合わせによって、望遠鏡筒に対していくつかの異なる位置に焦点ができる。これらはそれぞれ […]
星が生まれるとき、どのような質量の星がどのような頻度で生まれるかを表す関数。IMFと略される。質量の大きな星ほどその寿命が短いため、実際に観測される星の頻度分布に対して寿命の違いの補正を行って推定する。太陽質量の0.1倍 […]
流体にはその圧縮性にともなって粗密波である音波が生じる。音波は、その振幅が小さい間は線形の波として振る舞う。流体力学の方程式が持つ非線形性のために、振幅の大きな波の伝搬速度が速くなり、もともと正弦波的であってもその波形が […]
ガスや流体の熱力学関数の間の関係式。たとえば圧力 $P$ を密度 $\rho$ と温度 $T$ の関数として $$P = P(\rho, T)$$ のように表す式。理想気体の状態方程式は、 $$PV = nRT$$ で表 […]
一様な外部電場をかけた場合に、原子のエネルギー準位が分裂して、電磁波をあてた際のスペクトル中の吸収線や輝線が移動したり、分裂してサテライト線が現れる現象のこと。 吸収線や輝線のエネルギーの変化量が電場強度に比例するときは […]
単位面積を通って、単位時間あたりに放出される黒体放射の全エネルギーIは温度Tの4乗に比例する、すなわち、 I(T) = σ T 4 となるという法則。この比例定数 σ をシュテファン-ボルツマン定数と呼ぶ。その値は σ= […]
1916年、ドイツの天文学者シュバルツシルト(K. Schwarzschild)によって求められたアインシュタイン方程式の球対称、かつ漸近的に平坦な厳密解。密度一定の内部解と真空の外部解がある。球対称な真空解はシュバルツ […]
シュバルツシルトブラックホールの事象の地平線におけるメトリックテンソルの見かけ上の特異点のこと。メトリックテンソルが発散しない座標系をとることができるので、実際に時空の曲率が発散する特異点ではない。 シュバルツシルト解も […]
原子内での電子の軌道は量子力学で予言されるように飛び飛びのエネルギー固有値に対応するものとなる。このうち、電子の動径方向の波動関数を規定する量子数のこと。慣例として変数 n で表され、電子の存在確率密度が最も高くなる点が […]
宇宙にある物質はその重力によって互いに引き付け合うので、最初に密度の大きな場所では物質が集まることによってさらに密度が大きくなり、逆に密度の小さな場所では物質が周りに引き寄せられて密度がさらに小さくなる。このように重力に […]
反射望遠鏡の主鏡の第一焦点。直焦点ともいう。広い意味では焦点直前に光路折り曲げ鏡を置いて鏡筒外に焦点を引き出すニュートン焦点も含む。放物面主鏡や双曲面主鏡1枚だけでは、収差を除去しきれないので、主焦点補正光学系を焦点前に […]
望遠鏡の主鏡の第一焦点を主焦点と呼ぶ。主焦点では古典的カセグレン式望遠鏡の場合は光軸中心以外、すばる望遠鏡など近代のリッチー-クレチアン望遠鏡では光軸中心でも収差があり完全な結像とはならない。主焦点の前に複数枚のレンズ系 […]
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