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大坪俊通「天体の軌道運動」、シリーズ現代の天文学第13巻、福島登志夫編『天体の位置と運動』第2版 4章 図4.4 (日本評論社)
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特殊相対性理論において、運動する時計は時間が遅れて見えることや、 重力場中で時計の進みが遅れることなどを指す言葉。特殊相対論的な効果では 一様な速度 V で運動する時計は静止した時計に比べ、 $\sqrt{1-(V/c) […]
プラズマ中に磁場があることによって生じる圧力。ガスの圧力と同じように圧縮しようとする力に対しての反発力となり、磁場の強さの2乗の勾配に比例した力となる。磁気ローレンツ力の等方的な成分が磁気圧となる。磁気ピンチ力も参照。
中性流体の音波がガス圧の復元力による波動であるのに対して、プラズマ中の磁気音波は、磁場の強弱から来る磁気圧とガス圧の両者の効果から生まれる波動である。磁気音波には、ガス圧と磁気圧の復元力が互いに強め合う場合と打ち消し合う […]
ニュートリノに微小な質量を与えるメカニズムで、標準模型に重いマヨラナ質量を持った右巻きニュートリノを導入した理論。 それによって、ニュートリノはディラック質量mDとマヨラナ質量MRの双方を持つが、質量行列を対角化して固有 […]
任意の無衝突ボルツマン方程式の定常解が、運動の積分を通してのみ位相空間座標に依存すること、および任意の運動の積分の関数は定常解を与えるという定理。この定理から、運動の積分(定数)I1, I2, ..., Imがあったとき […]
ヨウ化銀や臭化銀などの感光乳剤をガラス基板上に塗布し乾燥させたもので、露光後に暗室にて現像と定着処理を行うことで写真像を記録できる。量子効率が1-2%程度しかなく、現像定着の化学処理の再現性の低さや入射光量と写真像の黒さ […]
子午儀と同じように、観測精度を高めるため子午線方向にしか動かない望遠鏡であるが、大きな目盛環(と読み取り用の顕微鏡)がついていることで天体の南中高度も測定できることに特徴がある。天体の南中高度から、観測地点の緯度がわかっ […]
観測精度を高めるため子午線方向にしか動かないようにして、天体の子午線通過時刻を調べることに特化した望遠鏡。子午線通過時刻から、観測地点の経度がわかっていれば天体の赤経が、天体の赤経がわかっていればその地点の経度が求められ […]
初代の幕府天文方(1639-1715)。幕府碁方(ごどころ)安井算哲(やすいさんてつ)の子、幼名を六蔵といい、後に助左衛門と改名、さらに安井家の本姓渋川を名乗った。幼時から天文に優れ、暦学は岡野井玄貞(おかのいげんてい) […]
天体の運動に関係して、ある周期とある周期が簡単な整数比になっていること。たとえば、月の自転周期と月の地球周りの公転周期は1:1の尽数関係にあるという。 海王星と冥王星の公転周期は2:3の尽数関係にある。これにより冥王星は […]
太陽や月は時々刻々と位置を変えていくので、地球の自転軸は歳差のような大きな変動だけでなく、もっと短い周期で複雑な運動をしている。これが章動と呼ばれる運動で、平均の極の周りを振動するような現象である。18世紀のイギリスの天 […]
天の極は平均的には歳差によって黄道の極の周りを約23.4°の大きさで約26,000年かけて運動しており、これを平均の極と呼んでいる。一方、短期的には、章動によって平均の極の周りを約9"の大きさで楕円のような形を描くように […]
元期J2000.0での、黄道傾斜における章動の主要項(月の昇交点 Ω によるもの)の係数。IAU1976天文定数系では9.2025"、IAU2000A歳差章動理論では9.2052331"、IAU2006歳差章動理論では9 […]
現在の銀河を指す古い呼び名。ドイツの哲学者カント(I. Kant)による。1755年に出版された論文で、カントは、宇宙には星の集団が点在していると考え、その集団の一つ一つを大海に浮かぶ小島にたとえて島宇宙と呼んだ。ハーシ […]
天体の軌道が基準面と交差するところ。天体が基準面の南側から北側へ通過する方を昇交点、逆に北側から南側へ通過する方を降交点と呼ぶ。太陽の周りを回る天体の場合は黄道面を基準面とすることが多く、昇交点の黄経(昇交点黄経 Ω)を […]