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「画像説明文」に含まれる"TG 拉 群➡️【SMMFS.COM】表情反应频道关注,EME"の検索結果(63件)

電子 electron

レプトン族と呼ばれる素粒子の一種で負の電荷の単位となる基本粒子。陽子、中性子とともに原子を構成する。質量は約9.10×10-31 kg。素粒子はスピンが半整数のフェルミ統計に従うフェルミ粒子(フェルミオン)と整数のボーズ[…]

天体位置表 Japanese Ephemeris

暦(れき)を参照。

天体暦 ephemeris

月、太陽、惑星、小惑星、恒星などの天体の位置を天体力学の理論に基づいて計算し、時刻の関数として表したもの。日本の代表的な天体暦は『天体位置表』であった。これは「航海暦編集の基礎となり、 また、精密天文・測地作業に必要な諸[…]

ニュートリノ neutrino

電荷を持たないレプトンに分類される素粒子で、電子ニュートリノ($\nu_{\rm e}$)、ミューニュートリノ($\nu_\mu$)、およびタウニュートリノ($\nu_\tau$)の3種類(それぞれの反粒子を含めると6種[…]

パイオン pion

ハドロンのうち、クォークと反クォークの対から構成される中間子の一種で、最も軽い中間子であり、正、負の電気素量(素電荷)をもつ荷電パイオン($\pi^+$、$\pi^-$: 質量は2.49x10-28 kg)と、電荷をもた[…]

ハドロン hadron

強い相互作用を行う粒子の総称。重粒子ともいう。クォーク(と反クォーク)とグルーオンから構成されており、3つのクォークから構成されるバリオン(baryon, 強粒子)と、クォーク-反クォークの対から構成される中間子(mes[…]

バリオン baryon

三つのクォークからなるバリオン数を持った素粒子のこと。核子と呼ばれる陽子と中性子、およびラムダ粒子、シグマ粒子、クサイ粒子などがある。字句の意味は質量を持った重い粒子。 天文学では(ダークマターではなく)通常の物質を構[…]

ヒッグス粒子 Higgs boson

素粒子に質量を与えるスカラー場(ヒッグス場)とその励起状態であるヒッグス粒子(電荷0、スピン0のボソン)の存在が1960年代半ばに提唱された。自発的対称性の破れにより真空期待値をもつようになったヒッグス場とゲージ粒子の相[…]

フェイスオン銀河 face-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

フェルミ粒子 fermion

フェルミ統計に従う粒子のこと。フェルミオンともいう。電子、陽子、中性子、ミューオン、質量数奇数の原子核など、半整数(整数+1/2)のスピン角運動量を持つ粒子はフェルミ粒子である。パウリの排他原理を満たし、同じ状態を占める[…]

分散素子 dispersive element

波長分散を起こす光学素子の総称。屈折率の波長依存性による色分散を起こす素子としてプリズム、光の干渉性により色分散を起こす素子として回折格子がある。プリズムと回折格子を組み合わせて中心波長を直進させるグリズムも天体観測でよ[…]

平均軌道要素 mean orbital elements

軌道要素を参照。

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

ボース粒子 boson

整数のスピン角運動量をもち、ボース統計にしたがう粒子のこと。ボソン、ボゾン、ボーズなどと呼ばれることもある。同じ量子状態に複数の粒子が存在できるという特徴を持つ。フェルミ粒子、素粒子も参照。

ミューオン muon

素粒子の一つで、電子と同じ電荷を持つ、第二世代のレプトンのこと。ミュー粒子ともいう。 質量は1.9x10-28 kg、寿命は2.2x10-6秒で、電子と反電子ニュートリノ、ミューニュートリノに三体崩壊する。 &n[…]

陽子 proton

正の電荷の単位となる粒子で中性子とともに原子核の構成要素。陽子と中性子を合わせて核子ということがある。質量は中性子より僅かに軽い約1.673×10-27 kg。陽子と中性子は電荷の違い以外は、その性質がよく似ているので核[…]

四つの力 four forces

自然界で働く力を作用毎に整理して、素粒子(基本粒子)に働く力として最終的にまとめられた強い力、弱い力、電磁気力および重力の四つの力のこと。強い力と弱い力は、電磁気力よりも強い、あるいは弱いという理由でこの名前がついた。強[…]

レーマー Roemer, Ole Christensen

デンマークの天文学者(1644-1710)。木星衛星の食現象の観測から、光速度に関する定量的な数値を1676年に初めて求めた。デンマークで天文学を研究しているとき、パリ天文台からティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)[…]

暦(れき) ephemeris

時の流れ(暦日:れきじつ)を測り記録し将来に向けて予測する体系をいう。そのための方法論(暦法)を含めることもある。「こよみ」と読まれることも多い。英語のephemeris(エフェメリス)は主に後述する「天体暦」を指すが、[…]

暦象年表 Calendar and Ephemeris

国立天文台がその設置目的(国立大学法人法施行規則第1条)の一つである『暦書』の編製として刊行する冊子であり、法律上の基礎を持つ日本の公式の暦である。暦象年表には、二十四節気、朔弦望、日月食などの天文現象や太陽、月、惑星の[…]