天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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スペクトル分類(星の) spectral classification

恒星のスペクトルを吸収線の種類と強度によって分類したもの。現在のスペクトル分類の基になったのはハーバード分類である。これは1901年にハーバード大学天文台のキャノン(A.J. Cannon)とピッカリング(E.C. Pi[…]

スペックル speckle

大気ゆらぎにより星からの波面が乱され、望遠鏡を通して得られる星像は大きく拡大して見ると細かい濃淡のあるシミのような構造に広がる。この像の見え方は大気上層部や地表付近で、気温や湿度が一定とみなせる空気の塊が風によって流れる[…]

スペックル干渉計 speckle interferometer

大気ゆらぎにより、星像は高速で変化するさまざまなスペックル形状として観測されるが、非常に近接した連星のスペックル像は、単一の星のスペックル像を少しずらして異なる明るさにして重ね合わせたものとなる。この場合、スペックル形状[…]

スライファー Slipher, Vesto Melvin

スライファー(Vesto Melvin Slipher;1875-1969)はアメリカの天文学者。インディアナ大学で1909年に博士号を取得、ローウェル天文台に入り1926-52年まで台長を務めた。米国における天体分光観[…]

スローンデジタルスカイサーベイ Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

北天を中心とした全天の約1/4の天域の可視光による撮像分光サーベイで、天文学史上最も重要なサーベイ観測プロジェクトの一つとされる。過去最大の銀河の赤方偏移サーベイでもある。 プリンストン大学のジェームズ・ガン(Jame[…]

スワンバンド Swan bands

炭素星や彗星のスペクトル中に特徴的に見られる一連の線スペクトル。スコットランドの物理学者スワン(W. Swan)が炭素基 C2 のスペクトル研究で発見したためこの名がついた。

セーガン Sagan, Carl Edward

カール・セーガン(Carl Edward Sagan;1934–96)は、アメリカの天文学者、惑星科学者。ニューヨークに生まれ、1951年シカゴ大学入学、同大で1960年に天文学で学位を取得した。その後、カリフォルニア大[…]

ゼーリガー Seeliger, Hugo von

ゼーリガー(Hugo von Seeliger;1849–1924)は、ドイツの天文学者。ポーランド領シュレージエン地方の裕福な家庭に生まれた。ハイデルベルク大学で学び、ついでライプチヒ大学でカール・ブルーンスの下で18[…]

星間赤化 interstellar reddening

星の光が星間物質中のダストにより吸収や散乱を受け、本来の色よりも赤くなること。一般に波長の短い光ほど吸収や散乱の影響を強く受けるため、色指数が大きくなる。その量はBバンドとVバンドでの星間減光の差、E(B-V)= A(B[…]

星間偏光 interstellar polarization

光学的に非球対称の構造を持つ星間ダストが何らかの原因で整列しているために、星間空間を伝搬する電磁波が偏光面に依存して選択減光を受けて生じる偏光現象のこと。 星間ダストを整列させる原因としては星間磁場の効果が最も有力であ[…]

西矩 western quadrature

矩を参照。

星周ダスト circumstellar dust

進化した星がその一生を終えるまでに星風として放出した物質から作られる固体微粒子(ダスト)が星の周りに溜まっているもの。星の近傍を離れて星間空間に漂うようになると星間ダストと呼ばれるようになり、銀河の中での物質循環と進化を[…]

青色コンパクト矮小銀河 blue compact dwarf galaxy

矮小不規則銀河の一種。BCDと省略されることもある。大きさは数キロパーセク(数kpc=1万光年)程度と小さいが、矮小銀河としては例外的に表面輝度が高い。ガスを豊富に持ち、活発な星生成活動をしている。重元素量は通常の不規則[…]

星図 star chart

天球上の恒星、銀河、星雲の位置や明るさを示した地図。歴史的には、1603年にバイエル(J. Bayer)が作成した『ウラノメトリア』、『天球図譜』(1729年)、ボーデによる『ウラノグラフィア』(1801年)、渋川春海の[…]

成層圏赤外線天文台 Stratospheric Observatory for Infrared Astronomy(SOFIA)

有効口径2.5 mの望遠鏡をジャンボジェット改造機B747SPの後部側面に搭載した天文台。 アメリカ航空宇宙局(NASA)とドイツ航空宇宙センター(DLR)に より、カイパー飛行機搭載天文台の後継機として開発された。 2[…]

星団 star cluster

互いの重力によりまとまった構造を持つ星の集団。 星の数の空間密度が低く、まばらな集団となったものは散開星団(open cluster)と呼ばれ、年齢が数十億年程度以下の若い星が多い。 大きな分子雲から星団が形成されると考[…]

セイファート Seyfert, Carl Keenan

カール・セイファート(Carl Keenan Seyfert;1911-1960)はアメリカの天文学者。オハイオ州クリーブランドの薬剤師の家に生まれ、ハーバード大学で医学を学ぶが、天文学に転じ、1936年にはシャプレーの[…]

セイファート銀河 Seyfert galaxy

活動銀河核を持つ銀河の一種で、1943年にセイファート(C. Seyfert)によって発見された。明るい核と、通常の銀河とは明らかに異なるスペクトルを持つ。セイファート銀河のスペクトルは、可視光から紫外線にわたる青い連続[…]

せいめい望遠鏡 Seimei Telescope

京都大学が、名古屋大学、国立天文台、ナノオプトニクス研究所と協力し、京都大学岡山天文台として、旧国立天文台岡山天体物理観測所に隣接する敷地に建設した口径3.8 mの光学赤外線望遠鏡。名前は全国の一般応募の中から選ばれた。[…]

赤外線 infrared ray

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線[…]