天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

セイファート銀河

高

よみ方

せいふぁーとぎんが

英 語

Seyfert galaxy

説 明

活動銀河核を持つ銀河の一種で、1943年にセイファート(C. Seyfert)によって発見された。明るい核と、通常の銀河とは明らかに異なるスペクトルを持つ。セイファート銀河のスペクトルは、可視光から紫外線にわたる青い連続光成分と、電離ガスのさまざまな原子やイオンからの輝線が特徴である。セイファート銀河は、許容線の線幅の広い(数千から1万 km s-1)1 型と、狭い(数百 km s-1)2 型に分類できる。形態の観点からは、セイファート銀河は渦巻銀河であることが多いが、レンズ状銀河楕円銀河に分類されるものもある。

2023年04月19日更新

この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。

受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。

    関連画像

    画像をクリックすると拡大されます

    代表的なセイファート銀河、NGC4151。りょうけん座にあり、見かけの等級は約10等。1型に分類されており、中心核が極めて明るい。形態分類上は早期型の渦巻銀河である。(クレジット:NOAO)。
    http://www.noao.edu/outreach/aop/observers/n4151.html
    セイファート銀河の可視光スペクトル 東京大学教養学部前期課程「宇宙科学II」2017年 松原英雄
    http://www.ir.isas.jaxa.jp/~maruma/kougi/sec12_171109.pdf
    セイファート銀河の紫外・可視光スペクトル 東京大学教養学部前期課程「宇宙科学II」2017年 松原英雄
    http://www.ir.isas.jaxa.jp/~maruma/kougi/sec12_171109.pdf