天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アインシュタイン半径 Einstein radius

重力レンズ現象の強さを表す用語。遠方にある光源天体からの光の軌跡が、その視線上で手前にある別の天体(レンズ天体)の重力によって曲げられるときの、曲率半径をいう。対応する角度をアインシュタイン角度という。光源が点状ではなく[…]

いて座A Sagittarius A(Sgr A)

天の川銀河(銀河系)の中心に対応する電波天体。地球から見ていて座の方向に見える。初期の電波観測ではいて座で最も強い電波源であったため、この名で呼ばれるようになった。分解能が高い観測が行われるようになると、電波放射の特徴お[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

いて座A西 Sagittarius A west

ミニスパイラルを参照。

ウォルフ,マックス Wolf, Maximilian Franz Joseph Cornelius

マックス・ウォルフ(ヴォルフ)(Maximilian Franz Joseph Cornelius Wolf;1863-1932)はドイツの天文学者。1888年にハイデルベルグ大学で博士号を取り、1896年からハイデルベ[…]

曲率半径 radius of curvature

レンズや鏡の曲面に沿う円の半径。非球面の場合は光軸上で接する球面の半径をいう。

銀河中心核 galactic nucleus

銀河の中心にある極めて高密度な質量源。 天の川銀河(銀河系)を含むいくつかの近傍銀河については、中心核のごく近くにある星やガスの運動が高角分解能で観測されており、高密度な質量源の正体は超大質量ブラックホールであると推定さ[…]

グレゴリオ暦 Gregorian calendar

1582年にローマ教皇グレゴリオ13世(Pope Gregory XIII)によって、従来のユリウス暦を廃して新たに制定された暦。1582年10月15日金曜日から適用されている。ユリウス暦同様に太陽暦であるが、季節とのず[…]

シュバルツシルト半径 Schwarzschild radius

シュバルツシルト(K. Schwarzschild)はアインシュタイン方程式を、中心にのみ質点があり、その周囲の空間は等方的という条件で解いた。それがシュバルツシルト解(1916)である。それによると位置 r に置いた時[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]

潮汐半径 tidal radius

外場中を運動する天体の自己重力の及ぶ範囲を指す。潮汐半径の位置で潮汐力と天体の自己重力が等しくなる。たとえば、質量が $M$ の天体の周りを軌道長半径 $a$ で円運動する質量 $m$ の天体の潮汐半径は1次近似では $[…]

トランプラー Trumpler, Robert Julius

ロバート・トランプラー(Robert Julius Trumpler; 1886-1956)は、スイス系のアメリカ天文学者。チューリッヒ大学を卒業後ゲッチンゲン大学で学位を得て、1915年米国に移住した。リック天文台に入[…]

トレミー Ptolemy, Claudius

プトレマイオスを参照

ピアッジ Piazzi, Giuseppe

イタリアの天文学者(1746-1826)。最初の小惑星ケレス(Ceres)の発見者。彼はマルタ大学の数学主任になり、レヴェンナでの数学・哲学教授の職を経てローマに行き、パレルモ大学の天文学教授に就任した。パリ、ロンドンへ[…]

ヒル半径 Hill radius

中心天体の周りを公転する2天体について、2天体の相互重力が中心天体の重力より上回る領域をヒル圏と呼び、その領域の大きさをヒル半径と呼ぶ。質量 $M$ の中心天体の周りで軌道長半径 $a$ の軌道上を公転する2天体の質量を[…]

プトレマイオス Ptolemaeus, Claudius

プトレマイオス(Ptolemaeus;c.90 - 168)は古代ギリシアの天文学者・地理学者。英語ではトレミー(Ptolemy)とも呼ばれる。天動説に基づいた著書、『アルマゲスト』は永く天文学の権威として読まれた。エジ[…]

ペトロシアン半径 Petrosian radius

ペトロシアン(A.R. Petrosian)が提唱した、銀河の明るさを測定するときにしばしば使われる半径。ある半径での局所的な平均表面輝度をその半径以内の平均表面輝度で割ったものをペトロシアン比と呼び、この比がある一定値[…]

ヘベリウス Hevelius, Johannens

ヘベリウス(へヴェリウス)( Johannes Hevelius;1611-1687)はポーランド、ドイツの天文学者。ダンツィヒで事業家、市会議員として活動しながら、夫人のエリザベスとともに観測研究を行い、肉眼観測により[…]

ボーア半径 Bohr radius

水素原子の電子の基底状態(主量子数 $n=1$)における軌道半径であり、この状態における水素原子の半径に相当する。ボーア半径はSI単位で表せば、 $$ a_0=\frac{4\pi \varepsilon_{0}\[…]

有効半径(銀河の) effective radius

銀河の全光度の半分を含む半径のこと。半光度半径とも呼ばれる。銀河の典型的な大きさを表す指標として用いられる。銀河の表面輝度プロファイルをドゥ・ボークルール則や指数法則で近似して求めることが多い。ペトロシアン半径やクロン半[…]