天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2017年08月26日 理論

衝撃波

流体にはその圧縮性にともなって粗密波である音波が生じる。音波は、その振幅が小さい間は線形の波として振る舞う。流体力学の方程式が持つ非線形性のために、振幅の大きな波の伝搬速度が速くなり、もともと正弦波的であってもその波形が […]

2017年08月26日 理論

状態方程式

ガスや流体の熱力学関数の間の関係式。たとえば圧力を密度と温度の関数 として表すような式。 理想気体の状態方程式は、で表される。ここでは体積、はモル数、は気体定数である。

2017年08月26日 原子・分子過程

シュタルク効果

一様な外部電場をかけた場合に、原子のエネルギー準位が分裂して、電磁波をあてた際のスペクトル中の吸収線や輝線が移動したり、分裂してサテライト線が現れる現象のこと。 吸収線や輝線のエネルギーの変化量が電場強度に比例するときは […]

2017年08月26日 理論

シュテファン-ボルツマン定数

シュテファン-ボルツマンの法則を参照。

2017年08月26日 理論

シュテファン-ボルツマンの法則

単位面積を通って、単位時間あたりに放出される黒体放射の全エネルギーは温度の4乗に比例する、すなわち、 となるという法則。この比例定数をシュテファン-ボルツマン定数と呼ぶ。その値は である。 シュテファン-ボルツマンの法則 […]

2017年08月26日 理論

シュバルツシルト解

1916年、ドイツの天文学者シュバルツシルト(K. Schwarzschild)によって求められたアインシュタイン方程式の球対称、かつ漸近的に平坦な厳密解。密度一定の内部解と真空の外部解がある。球対称な真空解はシュバルツ […]

2017年08月26日 理論

シュバルツシルト特異点

シュバルツシルトブラックホールの事象の地平線におけるメトリックテンソルの見かけ上の特異点のこと。メトリックテンソルが発散しない座標系をとることができるので、実際に時空の曲率が発散する特異点ではない。 シュバルツシルト解も […]

2017年08月26日 原子・分子過程

主量子数

原子内での電子の軌道は量子力学で予言されるように飛び飛びのエネルギー固有値に対応するものとなる。このうち、電子の動径方向の波動関数を規定する量子数のこと。慣例として変数で表され、電子の存在確率密度が最も高くなる点が原子核 […]

2017年08月26日 理論

重力不安定性

宇宙にある物質はその重力によって互いに引き付け合うので、最初に密度の大きな場所では物質が集まることによってさらに密度が大きくなり、逆に密度の小さな場所では物質が周りに引き寄せられて密度がさらに小さくなる。このように重力に […]

2017年08月26日 観測技術

主焦点

反射望遠鏡の主鏡の第一焦点。直焦点ともいう。広い意味では焦点直前に光路折り曲げ鏡を置いて鏡筒外に焦点を引き出すニュートン焦点も含む。放物面主鏡や双曲面主鏡1枚だけでは、収差を除去しきれないので、主焦点補正光学系を焦点前に […]

2017年08月26日 観測技術

主焦点補正光学系

望遠鏡の主鏡の第一焦点を主焦点と呼ぶ。主焦点では古典的カセグレン式望遠鏡の場合は光軸中心以外、すばる望遠鏡など近代のリッチー-クレチアン望遠鏡では光軸中心でも収差があり完全な結像とはならない。主焦点の前に複数枚のレンズ系 […]

2017年08月26日 観測技術

蒸着

金属や酸化物などを蒸発させて、対象素材の表面に付着させて薄膜を形成する方法のこと。真空中で膜物質を飛ばし素材に物理的に付着させる物理気相成長法(PVD; Physical Vapor Deposition)と、膜物質を含 […]

2017年08月26日 理論

重力ポテンシャル

重力による位置エネルギー(ポテンシャル)のこと。たとえば、質量の質点とそこからだけ離れたところに質点があるとすると、この場合の重力ポテンシャルはである。ここでは万有引力定数である。なお、この表式では、が無限大になったとき […]

2017年08月26日 理論

重力レンズ方程式

重力レンズを受けている天体の像を、一般相対性理論に基づいて記述する方程式。レンズ天体の中心方向から測った像までの角度を、レンズがなかった場合に観測される光源までの角度を、レンズによって光が曲がる角度をとして、と表される。 […]

2017年08月26日 観測技術

周波数変換器

2つ(以上)の周波数を混合し、その差または和に当たる周波数の信号を取り出す回路のこと。ミキサーともいう。

2017年08月26日 理論

自由落下時間

物体が自己重力により収縮する時間スケールのこと。崩壊時間ということもある。初期に平均密度で圧力が無視できる球形状の物体は自己重力により収縮し、その密度は有限の時間 で(形式上)無限大となる。このとき、 と書け、この値は初 […]

2017年08月26日 理論

重力

質量を持つ二つの物体の質量の積に比例し、物体間の距離の二乗に反比例して働く引力(万有引力)。重力相互作用ともいう。素粒子物理学では、自然界に存在する四つの力のうちの1つである(他の3つは電磁気力、弱い力、強い力である)。 […]

2017年08月26日 理論

重力エネルギー

物体が持つ重力による位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)で、天体を無限遠にうすく広がる状態にするのに要するエネルギーで定義される。質量 、半径 の球状の天体が蓄えている重力エネルギーは である(は万有引力定数)。定数 […]

2017年08月26日 理論

重力質量

ニュートン(I. Newton)の万有引力の法則において現れる質量のこと。質量のある2つの物体は互いに引き合うが、その引き合う力の大きさは、それぞれの物体の質量に比例して、互いの間の距離の2乗に反比例する。ここに出てくる […]

2017年08月26日 理論

重力赤方偏移

重力の強い領域から放出された電磁波の波長が, 放出された時点での波長より長くなって観測される現象。この現象の最初の実験は、1960年にパウンド(R. Pound)とレブカ(G. Rebka)によって高さ22.5メートルの […]

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