天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ヨーロッパ南天天文台 European Southern Observatory(ESO)

南天の観測を目指して1962年に欧州の5か国で発足した国際天文台。通称はESO(イーソー)。2021年時点では、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリー、オランダ[…]

宵の明星 evening star

夕方の薄明から日が暮れて暗くなってしばらくの間、西の空に明るく輝く金星の俗称。 図の内惑星を金星とすると、東方最大離角近くの位置にあるときに宵の明星となる。明けの明星も参照。

陽子 proton

正の電荷の単位となる粒子で中性子とともに原子核の構成要素。陽子と中性子を合わせて核子ということがある。質量は中性子より僅かに軽い約1.673×10-27 kg。陽子と中性子は電荷の違い以外は、その性質がよく似ているので核[…]

陽子崩壊 proton decay

強い相互作用と電弱相互作用を統一する試みである大統一理論では、バリオン数を持ったクォークとレプトンが同じ多重項に配置されるため、バリオン数やレプトン数を保存しない反応が、大統一理論特有のゲージ粒子やヒッグス粒子によって起[…]

四つの力 four forces

自然界で働く力を作用毎に整理して、素粒子(基本粒子)に働く力として最終的にまとめられた強い力、弱い力、電磁気力および重力の四つの力のこと。強い力と弱い力は、電磁気力よりも強い、あるいは弱いという理由でこの名前がついた。強[…]

弱い重力レンズ効果 weak lensing effect

遠くの銀河から発せられた光が、途中で手前の銀河や銀河団のような強い重力場を通過するときに光路を曲げられ、銀河の形がゆがんだり増光したりして観測される現象を重力レンズという。そのうち、ゆがみや増光の程度が比較的小さなものを[…]

4000Åブレイク 4000 Å break

星や銀河のスペクトルに見られる、4000Å付近を境に長波長側から短波長側への急激なスペクトルの落ち込み(ブレイク)のことをいう。主に銀河のスペクトル(多数の星のスペクトルが合成されたもの)に対して用いる。HK線と呼ばれる[…]

LHAASO実験 LHAASO experiment

LHAASO (Large High Altitude Air Shower Observatory)は中国四川省甘孜県の稲城(東経100度8分、北緯29度21分、海抜4,410 m)に建設された高エネルギーガンマ線およ[…]

LIGO Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory (LIGO)

米国の重力波検出器で、ルイジアナ州のリビングストン(Livingston, Louisiana)とワシントン州のハンフォード(Richland, Washington)の2つの観測所(距離約3000 km)に設置されてい[…]

ライナー銀河中心核 low-ionization nuclear emission line region(LINER)

銀河中心核をもつ銀河の一種で、クェーサーほど中心核光度が高くなく、電離度の低い輝線は通常の星生成銀河に比べ強いが、セイファート銀河に比べると弱い。輝線の幅は 100 km/s 以上ある。ヘックマン(T.M. Heckma[…]

ラグランジュ Lagrange, Joseph Louis

イタリア生まれのフランスの数理物理学者、数学者(1736-1813)。主著『解析力学』(1788-9)を出版した。イタリアのトリノで生まれ、18歳頃から突然数学の才能を発揮し、王立陸軍砲兵学校で教えた。後に認められてベル[…]

ラシーヤ天文台 La Silla Observatory

チリのサンチアゴの北約600kmのアンデス山中にヨーロッパ南天天文台(ESO)が1960年代に開設した天文台。標高は約2400m。1977年から運用を始めたESO 3.6m望遠鏡のほか、3.58 mの新技術望遠鏡、2.2[…]

ラスカンパナス天文台 Las Campanas Observatory

ワシントンのカーネギー研究所によって運用されている天文台。チリ共和国のサンチャゴから北に約400 kmにあるラスカンパナス山近郊に位置する。口径6.5 mの2台のマゼラン望遠鏡を筆頭に、2.5 mデュポン望遠鏡、1 mス[…]

ラスクンブレス天文台 Las Cumbres Observatory

アメリカのDEC社、アップル社、サンマイクロシステムズ社、グーグル社など多くのコンピュータ関連の企業に関わってきた技術者のウェイン・ロジング(Wayne Rosing)氏が2005年に創設した非営利法人が運用する天文台。[…]

ラッセル Russell, Henry Norris

アメリカの天文学者(1877-1957)。恒星の分類と進化に非常に重要な役割をするHR図を作った。プリンストン大学で天文学を学び、学位をとる。ケンブリッジ天文台に勤務したのち、プリンストン大学の天文台長になった。恒星の光[…]

ラニアケア超銀河団 Laniakea Supercluster

我々の天の川銀河(銀河系)を含む広がり約5億光年の空間内にある銀河からなる超銀河団。従来から知られていた局所超銀河団を含む更に大きな超銀河団である。2014年にタリー(B. Tully)、クルトワ(H.Courtois)[…]

ラプラス Laplace, Pierre-Simon

フランスの天文学者、数学者(1749-1827)。天体力学を体系化し、太陽系起源の星雲仮説、確率論をつくった。フランス、ノルマンディーの農民の子として生まれ、認められてパリに出て、フランス科学アカデミー会員となる。世渡り[…]

ΛCDMモデル ΛCDM(lambda cold dark matter)model

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルのうち、 ダークエネルギーと冷たいダークマターを含む加速膨張する宇宙モデル。ダークエネルギーは宇宙項(フリードマン方程式でΛで表される)に対応し、冷たいダークマター[…]

LAMOST Large Sky Area Multi-Object Fiber Spectroscopic Telescope (LAMOST)

中国科学院国家天文台の河北省興隆観測所にある、多天体分光専用の準子午儀型の反射式シュミット望遠鏡。望遠鏡の光軸は子午面内にあり、南側に置かれた口径4 mの固定球面反射鏡とシュミット補正板の役目をする北側に置かれた補償光学[…]

リービット Leavitt, Henrietta Swan

リービット(Henrietta Leavitt;1868-1921)はアメリカの女性天文学者。セファイド変光星の周期-光度関係を発見した。マサチューセッツ州ランカスターで牧師の長女として生まれ、1892年ラドクリフ大学を[…]