天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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測微濃度計 microdensitometer

天体写真乾板の微小領域の写真濃度を測定する装置。マイクロデンシトメータあるいはマイクロフォトメータとも呼ぶ。写真乾板に光を当て、透過してくる光の量を光電子増倍管などで測定することによって写真濃度を測る。光源に安定化光源を[…]

測光システム photometric system

測光観測と撮像観測の際の標準的な波長帯(バンド)の組み合わせ。測光系ともいう。代表的なものとしてジョンソン-カズンズの U, B, V, Rc, Ic(単に R, I と表記される場合もある)システムや、スローンデジタル[…]

素粒子 elementary particle

物質を構成したり、相互作用を媒介したりする、これ以上分けられない最小単位の粒子のこと。 素粒子の標準模型では、物質を構成する粒子(アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムという6種類のクォークとその反粒子、[…]

大赤斑 Great Red Spot

木星の南半球にある巨大な大気渦。東西に26,000 km、南北に14,000 kmの広がりを持ち、地球をすっぽり呑み込む大きさである。南半球にあって反時計回りの回転を示すこと、赤外線での観測によると周囲より温度が低いこと[…]

太陽圏 heliosphere

太陽から流出する太陽風の勢力圏を太陽圏という。太陽風は太陽系外縁部で天の川銀河(銀河系)内の星間物質や星間磁場と衝突し、終端衝撃波(termination shock)を形成する。この外側をヘリオシース(helioshe[…]

Wボソン W boson

自然界に存在する四つの力(相互作用)は、どれもフェルミ粒子(フェルミオン)間にボース粒子(ボソン)が交換されることで引き起こされる。Wボソンは弱い力(弱い相互作用)媒介するスピン1で ±1の電荷をもったボーズ粒子。正の電[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]

チャンドラヤーン計画 Chandrayaan

インドの宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation:ISRO)が行っている一連の月探査計画。チャンドラヤーンはサンスクリット語の「チャンドラ」(月)と「ヤーナ」(乗り物)による合成[…]

中性子 neutron

陽子とともに原子核を構成する電気的に中性の粒子。中性子と陽子を合わせて核子ということがある。質量は約1.675×10-27 kgで陽子よりわずかに大きい。中性子は原子核中では安定であるが、自由な中性子は平均寿命約15分で[…]

潮汐加熱 tidal heating

惑星の近傍を衛星が公転しているとき、衛星の各部分で惑星から受ける重力の強さが異なることが原因で、衛星の形状は球からずれた形に変形する(潮汐を参照)。衛星の軌道が楕円であるとき、この潮汐作用による変形の仕方が衛星の公転運動[…]

ツビッキー Zwicky, Fritz

フリッツ・ツビッキー(Fritz Zwicky; 1898-1974)はスイス国籍の天文学者。ブルガリアで生まれ、スイス連邦工科大学で学位を得た後、1925年に米国に渡りカリフォルニア工科大学で教鞭を執った。1942年か[…]

冷たいダークマターモデル cold dark matter model

CDMモデルを参照。

ツリー法 tree method

粒子間の重力相互作用を計算する方法の一つ。粒子分布を立方体を再帰的に分割する8分木構造で表現し、ある粒子からみて遠くにある粒子グループからの力を対応する適当なサイズの立方体内の粒子の重心(あるいはその粒子群がつくるポテン[…]

Tタウリ型星 T Tauri star

可視光でも観測される若い星のことであり、前主系列星の一種。 スペクトルにHα線などの輝線が見られる。原始星が進化して、周りのガスが少なくなった状態の星であり、内部構造において対流が卓越していると考えられる。HR図の林ト[…]

電子 electron

レプトン族と呼ばれる素粒子の一種で負の電荷の単位となる基本粒子。陽子、中性子とともに原子を構成する。質量は約9.10×10-31 kg。素粒子はスピンが半整数のフェルミ統計に従うフェルミ粒子(フェルミオン)と整数のボーズ[…]

天頂儀 zenith telescope

天頂付近を通過する星の子午線通過時刻と天頂距離を正確に計るため、天頂に向けて固定された望遠鏡。写真天頂筒も参照。

天王星 Uranus

木星、土星、海王星とともに巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約19天文単位(au)、質量は地球質量の約15倍、自転周期は約17時間、平均密度は約1270 kg m-3(1.27 g cm-3)である。天王星は自転軸が[…]

動的大気モデル(恒星の) dynamic model atmosphere

星表面の動的な側面をとりいれて計算される恒星大気モデル。この計算では、星の大気を3次元的に取り扱い、静水圧平衡と放射平衡の仮定は運動方程式とエネルギー方程式に置き換えられる。これと放射輸送方程式、質量保存方程式を連立させ[…]

特異等温球モデル singular isothermal sphere model

球対称な自己重力系の密度分布のモデルの一つ。圧力を与える速度分散が一定であるため「等温」、また密度分布が半径の逆2乗に比例し中心で発散するので「特異」という。質量が半径に比例して増大するので、それを半径で割った重力ポテン[…]