天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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圧力幅 pressure broadening

天体が示すスペクトル線には周波数ないし波長方向に幅があり、その形は幅ができる原因によって異なる。このうち、ガスを構成する原子や分子が十分な圧力を示す際に顕著になる成分を圧力幅という。ローレンツ関数型をしており で表[…]

圧力平衡 pressure balance

電離したガスと中性ガス、気体と液体など異なる相の間で圧力が等しくなり、力のつり合いが成り立っていること。複数の異なる相がつり合いにあるための条件の一つ。局所熱力学平衡、物質の三態と四態も参照。

アナレンマ analemma

1年間を通じて、ある特定の地点で、毎日決まった時刻(たとえば正午)における天球上の太陽の位置をつないでできる細長い8の字型をした曲線。8の字の長さ方向は太陽高度(赤緯)の変化に対応し、幅方向は視太陽時と平均太陽時の差(均[…]

アナログ-デジタル変換 analog-to-digital conversion

多くの巨視的物理量や観測量は、その値を連続的にとりうるアナログ量である。これらアナログ量の信号値を、一定のルールに基づき有限ビット長の数字列へと離散化して変換する操作のことを、アナログ-デジタル変換と呼ぶ。A/D変換とい[…]

アフターグロー afterglow

残光のこと。天文学ではガンマ線バーストの後に、X線、可視光でしばらく輝く現象をいう。X線アフターグローはガンマ線増光にくらべ継続時間が数日と長いので、位置決定が可能になり、その結果ガンマ線バーストが天の川銀河(銀河系)外[…]

アボガドロ定数 Avogadro constant

物質1モル(mol)に含まれる構成要素(原子、分子など)の数。12 g (グラム)の炭素12Cに含まれる原子の総数として定義されている。一般に記号 $N_{\rm A}$ で表される。イタリアの化学者アボガドロ(A. A[…]

アポログループ Apollo group

地球接近小惑星のうち、軌道長半径が1.0 au(au は天文単位)以上で、近日点距離が1.017 au(地球の遠日点距離)以下の小惑星をアポログループと呼ぶ。アポロ群、アポロ型と呼ばれることもある。小惑星1862 Apo[…]

アポロ計画 Apollo Project

アメリカ航空宇宙局(NASA)による、月への有人宇宙探査計画である。1966年から1972年にわたり実施され、1969年のアポロ11号にはじまり、計6回の有人月面着陸と帰還に成功した。12名の宇宙飛行士が月面に降り立って[…]

天の川 Milky Way

月のない暗い晩に肉眼で見ると、夜空を大きく横切るように見える淡く輝く帯状の天体で、その正体は天の川銀河(銀河系)の円盤部にある無数の恒星の集団である。我々(太陽系)が中心から離れた円盤部に位置しているので、内部から見た円[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

アメリカ航空宇宙局 National Aeronautics and Space Administration(NASA)

アメリカ合衆国の宇宙開発に関わる活動と研究を行うために1958年に設立された政府組織。アポロ計画、スカイラブ計画、スペースシャトル、国際宇宙ステーションなど宇宙開発の巨大プロジェクトとともに、ハッブル宇宙望遠鏡など人工衛[…]

アリスタルコス Aristarchus of Samos

アリスタルコス(Aristarchus; c.BC310 - BC230)はサモス島に生まれた古代ギリシアの数学および天文学者。太陽中心説(地動説)の先駆者とされ、世界で最初に月、太陽の大きさと距離を求めようとした。 […]

アルテミス計画 Artemis Program

アメリカ合衆国政府が国際協力で実現を目指す大規模な有人宇宙飛行計画。将来の有人火星探査を視野に、月面に再び人類を送りこみ、資源探査活動などで月の南極に長期滞在することを目指している。2017年に当時のトランプ大統領がこの[…]

アルファ元素 alpha nuclei

原子核のなかで12C, 16O, 20Neのように、 中性子数と陽子数が偶数で等しいもの。α粒子(4He)の集まりと見なせることから、この名前で呼ばれる。これらの元素は重い星の中心部で、ヘリウム燃焼および、それに続く炭素[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

𝛂効果 alpha effect

アルファ効果を参照。

アルファ効果 alpha effect

ダイナモ機構において、磁場のあるプラズマ(電磁流体)がねじれ運動することで、もとの磁場と平行な起電力が生じて、元の磁場に巻き付くような新たな磁場成分を生じる効果のこと。天体ダイナモにおいては、恒星の対流層、銀河内の星間物[…]

アルファ線 alpha ray

放射線を参照。

アルベド albedo

天体に入射するエネルギーと反射するエネルギーの比。反射率ともいい、0から1の間の無次元の値をとる。気象学や環境学では、地表面が太陽の光を反射する割合を指すことが多い。アルベドは、地表の場所毎に、また雪や雲に覆われるか否か[…]

アレシボ天文台 Arecibo Observatory

米国の自治領であるプエルトリコのアレシボにある米国立天文電離層センター(NAIC)の電波天文台。コーネル大学とアメリカ空軍研究所の研究者らが中心となり、アメリカ国防高等研究計画局が資金を出して建設、1963年に完成した口[…]