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圧力幅

 

よみ方

あつりょくはば

英 語

pressure broadening

説 明

天体が示すスペクトル線には周波数ないし波長方向に幅があり、その形は幅ができる原因によって異なる。このうち、ガスを構成する原子や分子が十分な圧力を示す際に顕著になる成分を圧力幅という。ローレンツ関数型をしており
I(\nu)=\frac{I_0}{\pi}\frac{\gamma}{(\nu-\nu_0)^2+\gamma^2}
で表現できる。ここで、\nu は周波数、\nu_0 は中心周波数、\gamma は線幅、I_0 は強度に対応する定数である。圧力幅は、ガス粒子同士の衝突や周囲にある電磁波との相互作用で生じる。星間空間ではガス密度が低いため、圧力幅の寄与は小さ過ぎて、そのスペクトル線での圧力幅は無視できるほど小さいが、恒星の表面や惑星大気など、比較的高密度なガスが発するスペクトル線では十分に観測できる幅となる。これを逆に利用することでスペクトル線の形や幅から圧力を求めることができる。自然幅熱幅減衰輪郭も参照。

2019年08月25日更新

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