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アルテミス計画

 

よみ方

あるてみすけいかく

英 語

Artemis Program

説 明

アメリカ合衆国政府が国際協力で実現を目指す大規模な有人宇宙飛行計画。将来の有人火星探査を視野に、月面に再び人類を送りこみ、資源探査活動などでの南極に長期滞在することを目指している。2017年に当時のトランプ大統領がこの計画を含む政策を承認し署名した。実現すれば1972年のアポロ17号(アポロ計画を参照)で最後に人類が月面に立って以来のこととなる。日本、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)などが参加している。アルテミスはギリシア神話に登場する月の女神(アポロの双子とされる)の名前である。アルテミス計画では、人類が月面に長い期間滞在するのに必要な環境を整えることで、持続的な探査と将来の火星有人探査への道筋をつけることが期待されている。

アルテミスI は、日本時間2022年11月16日15時47分にケネディ宇宙センターから打ち上げられた。新開発のロケット、スペース・ローンチ・システム(SLS)とオリオン宇宙船による無人飛行で、月周回軌道におよそ6日間滞在した後、日本時間12月12日午前2時40分頃に太平洋メキシコ沖に着水した。

本計画における初の有人ミッションとなるアルテミスII は、日本時間2026年4月2日7時35分に打ち上げられた。4人の宇宙飛行士が乗ったオリオン宇宙船は地球の周回軌道を2周する間に様々なテストを行ったのち月へ向かい、月をスイングバイする際にアポロ13号が1970年4月に記録した人類の最遠到達記録(400,171km)を56年ぶりに更新(406,771km)、4月11日9時7分に太平洋サンディエゴ沖に無事着水した。アポロ計画で月に向かったのは全員が白人の米国男性だったが、今回は女性や有色人種、カナダの宇宙飛行士が含まれており、多彩な顔ぶれであった。

その後の計画は、2026年2月から3月にかけて大幅に変更された。2027年にアルテミスIII で地球周回軌道上での宇宙船と月着陸船のドッキング試験などを行い、2028年のアルテミスIV で有人月面着陸ミッションを実施予定である。月周回軌道上に建設が計画されていた宇宙ステーション、ゲートウェイは現況で一時停止し、月面活動を支える月面基地などのインフラの構築を優先する方針も示されている。

アルテミス計画のホームページ:https://www.nasa.gov/humans-in-space/artemis/

NASAが2026年3月24日に発表した「Ignition」のページ:https://www.nasa.gov/ignition/


アルテミスIIミッションの打ち上げから帰還まで

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2026年04月17日更新

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    関連画像

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    アルテミスIIミッションのオリオン宇宙船が月の裏側から2026年4月6日に撮影した「地球の入り」(クレジット NASA)
    https://www.nasa.gov/image-detail/amf-art002e009287/
    無事、米サンディエゴ沖の太平洋に着水したアルテミスIIのオリオン宇宙船(クレジット NASA)
    https://www.nasa.gov/blogs/missions/2026/04/10/artemis-ii-flight-day-10-re-entry-live-updates/
    NASAが新たに発表した月面基地構想のイメージ図(クレジット NASA)
    https://www.nasa.gov/ignition/ 中の 2-building-the-moon-base.pdf より