天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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光子球 photon sphere

ブラックホールの事象の地平面の外側にある薄い球殻状の境界領域。この領域では重力が強いので、入射した光子はブラックホールの周りを周回する。周回した光子は最終的にブラックホールに吸い込まれるか、外側に飛び去っていく。光子球の[…]

恒星時 sidereal time

春分点の時角のことで、子午線に対する春分点の方向、あるいは春分点を基準とした地球の自転量と考えてもよい。恒星時は15°を1時間の割合で換算して時分秒の単位で表す。つまり、恒星時とは春分点が子午線を通過してからの時間と考え[…]

高速電波バースト fast radio burst

電波(110 MHzから8 GHz)で観測される、継続時間が数ミリ秒ないしそれ以下の強力な(約10 mJy-100 Jyの)電磁波パルス。英語(Fast Radio Burst)の頭文字を取ってFRBと呼ばれることも多い[…]

光速度不変の原理 principle of invariant light speed

真空中での光の伝播速度は一定の値(真空の光速度)で、光を放出した物体や観測者の速度に依存しないという原理。歴史的にはマイケルソン-モーリーの実験により確立された。アインシュタイン(A. Einstein)はこの原理に基づ[…]

後退速度 recession velocity

宇宙論的赤方偏移を、その天体がわれわれから遠ざかる相対運動によって生じたものであると解釈して計算した速度。宇宙論的赤方偏移は宇宙膨張による空間の伸びが原因であり、相対運動による解釈は便宜上のものである。 あまり遠く[…]

降着時間 accretion time

質量降着の継続時間。質量降着で輝く天体のアウトバーストの継続時間に対応する。たとえば古典新星、X線新星、ガンマ線バーストなどの継続時間である。

公転 revolution

天体が系の重心の周りを回る現象のこと。惑星が太陽の周りを回る運動、衛星が惑星の周りを回る運動、太陽系が天の川銀河(銀河系)中心の周りを回る運動、などが公転である。1周するのにかかる時間を公転周期と呼ぶ。 公転は自明なこ[…]

光電効果 photoelectric effect

光を物質に照射すると物質内部の電子が励起したり、外部に飛び出したりする現象。 1887年、ドイツの物理学者ヘルツ(H.R. Herz)が陰極 に紫外線をあてることで放電が起こることを発見したことに始まる。その後、レナルト[…]

光度階級 luminosity class

星の光度の違いを区別するための分類。1940年代にヤーキス天文台のモルガン(William Morgan)とキーナン(Phillip Keenan)によって導入された。 ローマ数字を用いて明るい方から、Ia, Iab,[…]

国際原子時 international atomic time(TAI)

原子時計によって定義されている高精度で安定した時刻のこと。フランス語の頭文字をとってTAIと呼ばれることが多い。国際度量衡局(BIPM)において、世界70か国以上に設置されている約500個の原子時計の時刻の刻みの平均をと[…]

国際紫外線天文衛星(IUE) International Ultraviolet Explorer(IUE)

アメリカ航空宇宙局(NASA)、ヨーロッパ宇宙機関(ESA), 英国のSRCの国際共同で打ち上げられた口径45cmの紫外線観測衛星。以前の観測衛星よりも暗い天体まで、高精度なスペクトル観測ができた。1978年1月26日、[…]

国際単位系 International System of Units

メートル条約の全加盟国が採用しやすい一つの実用計量単位系の確立を目指す国際度量衡委員会(CIPM)の努力と加盟国の協力により制定・維持されている単位系。フランス語の名称“Le Système International […]

国際天文学連合 International Astronomical Union(IAU)

国際協力を通じてあらゆる側面から天文学の発展を図ることを目的として、1919年に設立された非政府の世界組織。国際科学会議(ISC、2017年以前はICSU)に属する40の国際学術団体の一つである。天文学者を代表する国の機[…]

国際天文準拠系 International Celestial Reference System(ICRS)

国際天文準拠系(International Celestial Reference System; ICRS)は、1997年の国際天文学連合(IAU)総会で採択、1998年より採用された天球座標系である。太陽系重心を原点[…]

国立天文台 National Astronomical Observatory of Japan(NAOJ)

日本の天文学研究(主に地上からの観測と理論)の中心研究機関の一つ。 正式名称は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台。前身の東京天文台は東京大学の附置研究所であった。1988年に東京大学を離れて文部省直轄の大[…]

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

固有運動 proper motion

天球上での恒星の見かけの動きのこと。秒角/年(" y-1)の単位で測る。太陽や恒星は天の川銀河(銀河系)という星の集団に属しているが、それらは天の川銀河の中心の周りを回っている。太陽は天の川銀河の銀河円盤に属する周辺の星[…]

コラプサー collapsar

重力崩壊した星のこと。崩壊星とも呼ぶ。昔は、星が重力崩壊した後に残るもの、つまり今でいうブラックホールのことを指す言葉として使われていた。最近では、ガンマ線バーストや爆発エネルギーの大きい超新星などのコラプサーモデルの崩[…]

コリオリ力 Coriolis force

回転する座標系で運動する物体が、進行方向に垂直な方向に受ける見かけの力(慣性力)。19世紀のフランスの科学者コリオリ(G.-G. Coriolis)が導いたのでこの名がある。転向力ともいう。絶対系(慣性系)から見て物体が[…]

孤立銀河 isolated galaxy

単独で存在している銀河。明るい銀河に対して定義され、銀河からなる階層構造のうち最も小規模なものに位置づけられる。ただし、天の川銀河(銀河系)に大マゼラン雲や小マゼラン雲などが付随しているように、孤立銀河も矮小銀河を伴って[…]