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光度階級

 

よみ方

こうどかいきゅう

英 語

luminosity class

説 明

星の光度の違いを区別するための分類。1940年代にヤーキス天文台モルガン(William Morgan)とキーナン(Phillip Keenan)によって導入された。
ローマ数字を用いて明るい方から、Ia, Iab, Ib(超巨星; supergiant star)、II(輝巨星; bright giant star)、III(巨星; giant star)、IV(準巨星; subgiant star)、V(主系列星; main sequence star、矮星; dwarf starともいう)、VI(準矮星; subdwarf star)、VII(白色矮星; white dwarf star)に分けられる(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。VIIの代わりに英文字Dが用いられることも多い。光度階級の違いは、バルマー線などのスペクトル線の幅の違い(絶対等級効果)によって見分けられる。超巨星は恒星大気の密度が低いためにスペクトル線が一般に細いのに対し、主系列星では密度が高く、線幅が広がっている。準矮星は金属量の低い種族 IIの主系列星に対応し、こういった星では特に大気の密度が高く、光度は低くなる。

2022年01月26日更新

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    光度階級の概念図
    HR図上での光度階級の概念図。 大脇 直明、磯部 琇三、斎藤 馨児、堀 源一郎著「天文資料集」(東京大学出版会)1989年
    * 太陽から200パーセク以内にある約18000個の恒星のHR図と光度階級。
    安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.4(日本評論社)(原図はSowell et al. 2007, AJ, 134, 1089)
    * 光度階級と絶対等級効果
    安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.4(日本評論社)