天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"telegram会员有什么用(SMMFS.COM)tg频道僵尸粉,OpY"の検索結果(26件)

アストロラーベ astrolabe

1. アストロラーベ ある場所における太陽、明るい恒星、黄道十二宮の出入りや高度・方位を、計算によらず、視覚的な操作で知るための道具。逆に天体の高度から時刻を知ることもできる。天体観測以外にも、占星術で天体位置からホロ[…]

X線分光撮像衛星 X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission(XRISM)satellite

XRISM衛星のこと。

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

エントロピー entropy

熱平衡状態に対して定義される熱力学量の一つ。記号 $S$ で表される。 熱力学の第2法則は、任意の過程で熱平衡状態Aから状態Bまで変化するとき、 温度 $T$ の外系と熱量 $dQ$ をやりとりしている系のエントロピーの[…]

温度ゆらぎ temperature fluctuations

宇宙マイクロ波背景放射の放射温度はほとんど等方的(全天でほぼ同じ温度)であるが、場所(方向)ごとにわずかに高低があってゆらいでいる。これを温度ゆらぎという。放射温度の等方性は宇宙が大きなスケールで一様等方であることを示す[…]

火球 fireball

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

最大エントロピー法 maximum entropy method

必要な全ての情報が揃っていない場合に、観測や測定などで値が確定している部分を拘束条件として、全ての情報を統計学的に推定する際の手法の1つ。英語の頭文字をとってMEMと呼ぶこともある。これは、すでに得ている制限条件を満たし[…]

スリット分光 slit spectroscopy

天体の像を取得する観測を撮像観測というのに対し、プリズムや回折格子などの分散素子を用いて天体のスペクトルを取得する観測を分光観測と呼ぶ。スリット分光は、スリットと呼ばれる細長い小窓を望遠鏡焦点面に置き、それを通して入射す[…]

スリットレス分光 slitless spectroscopy

対物分光を参照。

赤外線 infrared ray

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線[…]

対物分光 objective spectroscopy

多天体を一度に分光する方法として、マルチスリット分光(スリット分光を参照)や光ファイバーで多くの天体の光を1列に並べ替えて分光するファイバー多天体分光などがある(多天体分光器を参照)。しかし、どちらも非常に複雑な装置とな[…]

対流不安定 convective instability

下層に低密度の流体、上層に高密度の流体がある場合に発生する流体力学的不安定。圧縮性の気体では、圧力の増加に伴ってエントロピーが上昇する場合に不安定となる。恒星では、下層が暖められて密度が下がる(エントロピーが上がる)場合[…]

楕円銀河 elliptical galaxy

星が楕円体状に分布している銀河(絶対等級がおよそ-18等より暗い楕円銀河は矮小楕円銀河(矮小銀河参照)と呼ばれており、明るい楕円銀河とは別の種類に分類されている)。代表的な銀河の形態分類のハッブル分類では音叉図の最も左に[…]

中間赤外線 mid-infrared ray

赤外線の中で、中間波長(3-40 μm)のものの名称。赤外線および電磁波を参照。

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

天体分光学 astronomical spectroscopy

天体を対象にした分光学。天体からの電磁波を波長あるいは周波数成分に分解して測定する(分光観測を行う)ことにより、その組成や温度のほか、観測者に対する視線速度などを測定することができる。分光観測の目的の一つは、天体からの電[…]

透過光分光 transmission spectroscopy

透過スペクトルによって太陽系外惑星の大気の性質を調べる手法。天文観測以外の通常の一般的な分光でも、測定する資料を透過した光を分光することを透過光分光、資料表面で反射した光を分光することを反射光分光という。

ドップラー分光法 Doppler spectroscopy

ドップラー法を参照。

ドップラー法 Doppler spectroscopy

太陽系外惑星の検出方法の一つ。ドップラー分光法、視線速度法などとも言う。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく(両者は共通重心の周りを公転している)。恒[…]