M87 (NGC4486)
よみ方
えむはちじゅうなな
英 語
M87
説 明
おとめ座銀河団の中心的な巨大楕円銀河。1781年、メシエによって発見された。おとめ座Aとも呼ばれ、歴史的には最も初期に光学同定された系外電波源の一つである。中心部ではM87の中心核に対応するコンパクトなコアとそこから伸びるジェットが、さらにその外側に広がるローブが見える。ジェットは光でも観測されており、電波と光の両方の観測からジェットが高速で運動していることが確認されており、このことからも銀河中心核の激しい活動性がうかがえる(活動銀河核)。
2019年4月にイベントホライズンテレスコープ(EHT)が、活動銀河核にある超大質量ブラックホール(太陽質量の65億倍)のシャドウを観測している。
おとめ座銀河団の巨大楕円銀河M87の中心核のブラックホールまでの仮想の旅。
イベントホライズンテレスコープによる。
https://www.youtube.com/embed/v_Bk2997YMA
M87のブラックホール周辺の科学的シミュレーションCGとイベントホライズンテレスコープによる観測結果の比較
https://youtu.be/zHjWSiSZRmo
2021年12月04日更新
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