エントロピー
よみ方
えんとろぴー
英 語
entropy
説 明
熱平衡状態に対して定義される熱力学量の一つ。記号で表される。 熱力学の第2法則は、任意の過程で熱平衡状態Aから状態Bまで変化するとき、 温度
の外系と熱量
をやりとりしている系のエントロピーの変化
に対して
を要求する。 特に熱の出入りのない壁に囲まれた系では、右辺
なので、 変化に伴って
であり、エントロピーは増大する。 変化が準静的な可逆過程であるときは、
が成り立つ。 理想気体のエントロピーは熱力学の第1法則から、
となる。ただし、
は定積比熱、
は気体定数、
は体積、
は積分定数である。
2018年03月06日更新
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