天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"Telegram粉丝(SMMFS.COM)增粉服务秒开 低价,674"の検索結果(32件)

アダムス, ウォルター Adams, Walter Sydney

ウォルター・アダムス(Walter Sydney Adams; 1876-1956)はシリア、アンティオキア生まれのアメリカの天体物理学者。1898年にダートマス大学を卒業、シカゴ大学の大学院に進み、ヤーキス天文台のスタ[…]

アダムス, ジョン Adams, John Couch

ジョン・クーチ・アダムス( John Couch Adams; 1819-1892)はイギリスの天文学者、数学者。コーンウォール生まれで、24歳のとき、当時未発見であった海王星の位置を最初に予言したことにより、海王星の発[…]

イオン化 ionization

電離を参照。

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

インフレーション理論 inflationary cosmology

宇宙誕生後のごく初期に指数関数的な膨張期(この期間の膨張をインフレーション膨張という)を考えることによって、古典ビッグバン宇宙モデルの問題点である、地平線問題、平坦性問題、モノポール(磁気単極子)問題などを解決すると同時[…]

エアリー Airy, George Biddell

エアリー(Sir George Biddell Airy;1801–1892)は、イギリスの数学者、天文学者。ノーサンバーランド州アニックで生まれ、1819年にケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに入学、1824年にフ[…]

オーロラ aurora

磁場を持つ惑星の極域に見られる大気の発光現象。惑星磁気圏中のプラズマ粒子が、磁力線に沿って惑星に降下して大気粒子と衝突すると、大気粒子を励起し、励起状態から戻るときに発光する。降下粒子の種類及びエネルギーと大気粒子(原子[…]

カンガルーガンマ線望遠鏡 Collaboration of Australia and Nippon for a Gamma Ray Observatory in the Outback(CANGAROO)

日本とオーストラリアの共同によりオーストラリアのウーメラ近郊の砂漠地帯に設置された大気チェレンコフ望遠鏡。第1世代は3.8 m口径で1992年から、第2世代は10 m口径で1999年から、第3世代は10 m口径4台のシス[…]

金属 metal

天文学では一般にヘリウムより重い(原子番号が大きい)元素を金属と呼ぶ。重元素と呼ぶことも多い。ただし、以下に述べるように、炭素とそれより重い元素を金属と呼ぶ場合もある。このように天文学における「金属」は、化学をはじめとす[…]

元素組成 element abundance

元素存在度を参照。

元素存在度 element abundance

いろいろな元素の存在量のこと。普通は分光観測により得られる太陽光球の元素組成と、化学分析により得られるCIコンドライト隕石の組成をもとにして計算された、太陽系の元素存在度(太陽組成)を指す(図参照)。これは宇宙組成比の代[…]

光度距離 luminosity distance

見かけの光度に基づいて遠方天体の距離を表す量。 宇宙膨張や空間の曲率の効果が無視できないほど遠方では光度距離と角径距離という2つの異なる距離を使い分ける必要が出てくる。光度距離 $d_{\rm L}$は、$d_{\rm […]

雑節 (対応する英語なし)

二十四節気以外に、旧暦で季節の節目を知るために設けられた日。農作業の目安となるようなものが多い。土用(季節毎に4日)、彼岸(春と秋の2日)、節分、八十八夜、入梅、半夏生、および二百十日である。

事象の地平線 event horizon

時間方向に無限の未来まで行っても見えない時空の閉じた領域がある場合、その境界面を事象の地平線または事象の地平面という。イベントホライズンという英語名がそのまま用いられることも多い。 事象の地平線は未来方向に終点をもたな[…]

スーパームーン super moon

大きく見える満月をスーパームーンと称することが多いようであるが、スーパームーンは学術用語ではなく、科学的な定義はない。地球の周りを回る月の軌道は楕円形なので、地球に近い位置で起きる満月と遠い位置で起きる満月は直径で14%[…]

大気の窓 atmospheric window

電磁波に対して、大気吸収の小さい波長帯・周波数帯のこと。特に、可視光(波長0.35-1μm)と電波(波長1mm-30m、周波数10MHz-300GHz)は連続して大気吸収が小さいため、単に大気の窓と言えば、これらを指すこ[…]

対物プリズム objective prism

望遠鏡の先端部あるいは観測装置の入射瞳に置く低分散プリズムのこと。視野内のすべての天体の光スペクトルを一度に撮影することができる。シュミット望遠鏡でよく用いられる。対物分光も参照。

大マゼラン雲 Large Magellanic Cloud

局所銀河群に属する銀河の1つで、銀河系(天の川銀河)の伴銀河の一つとされる。肉眼で見ると夜空に照らし出された白雲のように見えるため、「雲」というが、実際は銀河である。このため、大マゼラン銀河ともいう。可視光で見ると非対称[…]

太陽フレア solar flare

フレアを参照。

楕円体種族 spheroidal population

銀河の楕円体成分を構成する星の種族のこと。古い星が多く、ランダム運動が卓越している。