天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"TG飞机号账号批发(购号TG:@zd44444)飞机号怎么创建快手账号,ous"の検索結果(35件)

IXPE衛星 IXPE satellite

(Imaging X-ray Polarimetry Explorer) NASAとイタリア宇宙機関の協力により、2021年12月9日にケネディ宇宙センターからスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられたX線 偏[…]

アモルファス氷 amorphous ice

規則的な酸素原子の配列をもたない、ガラスのような構造の氷。実験室では、水蒸気を極低温の基板に凝結させることで生成される。温度を上昇させると結晶質氷Ic, Ibへと変化する。逆に結晶質氷を低温にしてもアモルファスにはならな[…]

アルベーン Alfvén, Hannes O.G.

アルベーン(アルヴェーン/アルフベン)(Hannes Olof Gsta Alfvén;1908-1995)はスウェーデンの物理学者、天体物理学者。ウプサラ大学を卒業し、1934年に物理学で学位を得た。1940年にはスウ[…]

渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

エッジオン銀河 edge-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

LBV luminous blue variable

高光度青色変光星を参照。

OH夜光 OH airglow

大気上層部高度90 km付近を漂うOH基が紫外線などにより励起され、振動回転遷移により発する輝線放射。波長1-2 μmにかけての近赤外線で非常に強く光り、地上からの近赤外線観測の妨げとなっている。夜天光、大気発光も参照。

音響光学型電波分光計 acousto-optical spectrometer

アナログ型電波分光計の一種。英語名の頭文字を採ってAOSと呼ぶことも多い。受信した電波の電気信号を逆圧電効果を持つ素子(トランスデューサ)に入力して、生じた振動で結晶内に進行する超音波を発生させる。この音波が入力電圧と同[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

温室効果ガス greenhouse gas

温室効果を引き起こすガスのこと。地球大気中で温室効果を引き起こすガスは多数あるが、効果の小さいものや、水蒸気のように効果は大きくても人間の活動では大気中の含有量がほとんど変化しないものは地球温暖化に大きな影響はない。人間[…]

カーチス Curtis, Heber Doust

ヒーバー・カーチス( Heber Doust Curtis;1872-1942)はアメリカの天文学者で、古典学者、言語学者でもある。ミシガン州マスキーゴンで生まれ。ミシガン大学で古典語を修め1894年にラテン語の教授に就[…]

ガス星雲 gaseous nebula

星間物質が周辺より高い密度で集まり、明るく輝いたり、あるいは光を吸収して黒く(暗く)なったりして、雲のように見える天体を一般的に表す言葉。星雲という名前だが星ではない。また、ガス星雲の種類として暗黒星雲があるが、ダークマ[…]

カブリ数物連携宇宙研究機構 Kavli-Institute for the Physics and Mathematics of the Universe

文部科学省の世界トップレベル拠点プログラムによって2007年に東京大学に設置された研究組織。後に東京大学国際高等研究所の傘下となった。数学、物理学、天文学を融合して宇宙の起源、進化、未来など宇宙に関する根源的な疑問を解明[…]

QCC Quenched Carbonaceous Composite (QCC)

急冷炭素質物質を参照。

急冷炭素質物質 quenched carbonaceous composite

プラズマを用いて実験室で生成された炭素質物質で、低温度天体の赤外線スペクトルの細かいバンド構造をよく再現することが知られている。メタンを原料とし、赤色巨星の表面温度である3000 K程度に加熱されてプラズマ状態になったガ[…]

銀河 galaxy

多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー[…]

形態分類 morphological classification

見かけの形状に基づいて銀河を分類する手法。銀河研究の初期から、写真乾板に写った銀河の画像を熟練した天文学者がルーペなどで詳細に観察して分類体系を提案してきた。この手法による形態分類が行われた銀河は1万個に満たない。 1[…]

光行差 aberration

運動している観測者から天体を見ると、光の速度が有限であるために、天体の方向が真の方向から観測者の運動方向にずれて見える。この現象を光行差といい、18世紀のイギリスの天文学者ブラッドレー(J. Bradley)により発見さ[…]

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

サイモンズ天文台 Simons Observatory

宇宙の起源と初期進化に関わる基本的な物理プロセスの解明に向けて、国際的な宇宙論研究プロジェクトがチリ北部のアタカマ砂漠、標高5200 mの高地に建設中の天文台。三世代ニュートリノの質量の和(あるいは上限値)の決定、軽い素[…]