天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アボガドロ定数 Avogadro constant

物質1モル(mol)に含まれる構成要素(原子、分子など)の数。12 g (グラム)の炭素12Cに含まれる原子の総数として定義されている。一般に記号 $N_{\rm A}$ で表される。イタリアの化学者アボガドロ(A. A[…]

ウィリアムハーシェル望遠鏡 William Herschel Telescope(WHT)

スペインのロケデロスムチャーチョス天文台にある口径4.2 mの望遠鏡。1987年に完成した。建設計画はグリニッジ王立天文台が中心となり、望遠鏡本体の製作はイギリスのグラブ-パーソンズ社が行った。完成時には、世界第3位の口[…]

ウィルソン山天文台 Mount Wilson Observatory

アメリカのカリフォルニア州のパサデナ郊外にある標高約1700 mのウィルソン山頂にある天文台。 ヘール(G.E. Hale)は1902年に、実業家アンドリュー・カーネギーが分野を問わず自然科学研究を支援するワシント[…]

ウェスターボルク電波天文台 Westerbork Radio Observatory

オランダ電波天文学研究所(ASTRON)によって運用されている電波天文台。フローニンゲンの南40 kmほどのウェスターボルクに位置し、ウェスターボルク開口合成電波望遠鏡(ウェスターボルク電波望遠鏡またはWSRTと略すこと[…]

ウォルフ-ライエ星 Wolf-Rayet star

高温で高光度の恒星、HR図上でもっとも左上の領域を占める。1867年にウォルフ(C.J.E. Wolf)とライエ(G. Rayet)によって幅の広い輝線だらけのスペクトルを示す奇妙な星として発見された。大質量星のなかでも[…]

宇宙の距離はしご cosmological distance ladder

伝統的な天体の距離測定法につけられた名称。天体までの距離に応じて異なる手法を次々につないで遠方の距離を測る様子が、あたかも「はしご」をつないで高いところまで届く様子に似ていることからつけられた呼び名(図1)。最終目標は宇[…]

オメガ効果 omega effect

ダイナモ機構において、磁場が存在するプラズマ(電磁流体)が差動回転することで、回転方向成分の磁場が生じる効果のこと。天体ダイナモにおいては、恒星の対流層、銀河内の星間物質、降着円盤などの差動回転するガス中で発生していると[…]

オンサラ天文台 Onsala Space Observatory(OSO)

スウェーデンのヨーテボリから45 km離れたオンサラにある国立の電波天文台。チャルマーズ工科大学が運営している。1949年に設立され、口径20 mのミリ波望遠鏡と口径25 mの低周波用の望遠鏡を持つ。また外国と共同で南米[…]

皆既日食 total eclipse

日食を参照。 皆既日食のようす 2006年3月29日の皆既日食(トルコ・シデにて撮像)(クレジット:国立天文台) ECLIPSE 2006 IN TURKEY

火球 fireball

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k[…]

カッシーニの間隙 Cassini division

土星の主要リングであるAリングとBリングの間にある領域。カッシーニの空隙ともいう。1675年にカッシーニ(G. Cassini)が地上からの観測により、リング中に暗い溝のように見える領域のあることを発見したため、この名が[…]

緩和時間 relaxation time

系が平衡からずれた状態から平衡状態に近づく時間の目安を与える時間尺度。具体的には、平衡状態からのずれが指数関数的に減少する際の時定数。この場合、緩和時間が $\tau$ であれば、平衡状態からのずれは $\exp(-t/[…]

逆コンプトン散乱 inverse Compton scattering

運動する電子が光子を散乱してエネルギーを与え、もとより高いエネルギーの光子が生成される過程。天体の放射機構の一つである。光子から電子にエネルギーが渡される場合をコンプトン散乱と呼ぶのと区別してこう呼んでいる。超新星残骸や[…]

巨大メートル波電波望遠鏡 Giant Metrewave Radio Telescope(GMRT)

インドのタタ基礎研究所電波天体物理学センターが運用している電波干渉計。英名のGiant Metre Wave Radio Telescopeを略してGMRTとも呼ばれるインドのプネーの北約80 kmの地点を中心に、口径4[…]

ケック望遠鏡 Keck Telescope(W.M. Keck Observatory)

アメリカのハワイ島マウナケア国際天文台にある有効口径10mの2台(Keck-I, Keck-II)の望遠鏡。カナリー大型望遠鏡に次ぐ世界第2位の口径である。ケック財団からの資金援助によりKeck-Iが1993年に、Kec[…]

高速電波バースト fast radio burst

電波(110 MHzから8 GHz)で観測される、継続時間が数ミリ秒ないしそれ以下の強力な(約10 mJy-100 Jyの)電磁波パルス。英語(Fast Radio Burst)の頭文字を取ってFRBと呼ばれることも多い[…]

黒体放射 black body radiation

黒体からの熱放射のことをいう。黒体から単位面積を通して単位時間、単位立体角、単位周波数あたり放射されるエネルギー密度は、黒体の温度だけで決まり、プランク分布で記述される(プランクの法則を参照)。黒体の温度が高くなるほどエ[…]

5分振動(太陽の) (solar)5-minute oscillation

1960年代初めに米国のレイトン(R. Leighton)らは、ドップラー偏移を利用した測定法で太陽表面のプラズマの運動を調べていて、太陽が約5分の周期(振動数約3 mHz)で振動していることに気づいた。これを5分振動と[…]

コロー衛星 Convection, Rotation and planetary Transits (CoRoT)

恒星の振動から内部構造を探る星震学の研究と、太陽系外惑星の探査という2つの目的のために、フランスを中心とする国際協力で開発された天文衛星。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)により、2006年12月27日打ち上げられた。口径30[…]

雑音 noise

天文学では観測や測定に際して、対象としている天体や機器から発生する電磁波を信号と呼び、それ以外に由来する電磁波を雑音と呼ぶ。英語のままノイズと呼ぶこともある。したがって、放射過程や電磁波の特徴という点では信号と雑音の違い[…]