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アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

色収差 chromatic aberration

レンズ光学系では、媒質の屈折率が色(光の波長)により一定でないことから、ザイデル収差の他に色収差が生じる。鏡のみの光学系には色収差は存在しない。色収差には軸上色収差(像位置色収差、縦色収差などともいう)と倍率色収差(横色[…]

エラービーム error beam

電波望遠鏡のビームパターンのうち、主ビームの広がりよりも桁違いに広がった成分。主として、主鏡の鏡面精度が不十分で、乱反射によって意図せぬ方向からの電波を受信してしまうことで生じる。

オージェ Auger, Pierre Victor

ピエール・オージェ(Pierre Victor Auger;1899-1993)はフランス・パリ生まれの物理学者。原子物理学、原子核物理学、宇宙線物理学の分野で活躍した。 第二次世界大戦中は自由フランス軍に加わり、[…]

カー時空 Kerr spacetime

カーブラックホールの時空のこと。

カーブラックホール Kerr black hole

電荷を持たない回転するブラックホールで、その時空はアインシュタイン方程式の軸対称で定常、かつ漸近的に平坦な真空解で表される。回転の効果のため、地平線の外側にエルゴ領域という遠方の慣性系に対して静止できない領域ができる。こ[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

カブリ数物連携宇宙研究機構 Kavli-Institute for the Physics and Mathematics of the Universe

文部科学省の世界トップレベル拠点プログラムによって2007年に東京大学に設置された研究組織。後に東京大学国際高等研究所の傘下となった。数学、物理学、天文学を融合して宇宙の起源、進化、未来など宇宙に関する根源的な疑問を解明[…]

球面収差 spherical aberration

平行光を球面鏡や球面レンズで集光するとき、光軸から遠い光線の焦点位置が、光軸に近い光線の焦点位置より手前になるために起こる収差。

共生星 symbiotic star

赤色巨星と白色矮星の連星系で、スペクトルに特異な特徴を持つ星。低温度星の分子吸収スペクトルと高温ガスからの輝線が同時に観測される。輝線は赤色巨星から白色矮星への質量移動によって形成された白色矮星周りの降着円盤から発せられ[…]

鏡面誤差 surface errors

電波望遠鏡のアンテナ反射面や光学望遠鏡の主鏡表面が設計上の形状からずれている場合にそのずれを鏡面誤差という。鏡面誤差が大きいほど望遠鏡の結像性能が悪くなり効率が低下する。 電波望遠鏡の場合を少し詳しく見る。アンテナ[…]

系統誤差 systematic error

観測や測定の条件などの原因によって、 偶然によらず一定の傾向を持って真の値からずれてしまう誤差のことを指す。統計誤差(ランダム誤差)のように、測定回数を増やす、ないしはサンプルの数を増やすことで小さくすることはできない。[…]

原始地球大気 primordial terrestrial atmosphere

成長する原始地球で原始大気ができる過程は2つのものが考えられる。1つは、原始惑星系円盤のガス中で地球が成長する場合で、火星サイズを越えると重力で引きつけたガスによる水素を主成分とした大気(一次大気)ができる。もう1つは、[…]

光行差 aberration

運動している観測者から天体を見ると、光の速度が有限であるために、天体の方向が真の方向から観測者の運動方向にずれて見える。この現象を光行差といい、18世紀のイギリスの天文学者ブラッドレー(J. Bradley)により発見さ[…]

光行差楕円 aberrational ellipse

天体の位置を地球から観測すると、その方向が1年周期で変化して見える。これは地球の公転運動による光行差のためであり、年周光行差と呼ばれる。年周光行差によって天体が見える方向がずれていく様子を1年間描いてみると、一般的には楕[…]

光行差定数 constant of aberration

地球が太陽の周りを公転している速度のために、天体の見える方向は1年周期で変化する。これが年周光行差と呼ばれているが、年周光行差によって見える方向が真の方向からずれる量の最大値を光行差定数と呼ぶ。光速をc、地球の平均の公転[…]

国際地球準拠系 International Terrestrial Reference System(ITRS)

地球重心を原点とし、地球に固定され、地球とともに回転する座標系。具体的には国際地球基準座標系(ITRF)によって構成される。 国際地球基準座標系における観測者の位置(X,Y,Z)は緯度φ、経度λおよび準拠楕円体からの高さ[…]

コマ収差 coma aberration

光軸に対して斜めに入射する光線が像面で一点に集まらないために起こる収差。 像面では彗星のコマ(頭)から拡がる尾のような形を示す。収差の大きさは入射角に比例する。