天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

アルベド albedo

天体に入射するエネルギーと反射するエネルギーの比。反射率ともいい、0から1の間の無次元の値をとる。気象学や環境学では、地表面が太陽の光を反射する割合を指すことが多い。アルベドは、地表の場所毎に、また雪や雲に覆われるか否か[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

イトカワ Itokawa

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

宇宙塵 cosmic dust

ダストを参照。

Na D線 Sodium D line, Na-D line

中性ナトリウム原子により吸収あるいは放出される可視光域のスペクトル線。 D1(589.594nm)とD2(588.997nm)の2本がある。ドイツの物理学者フラウンホーファー (J. von Fraunhofer)は太[…]

エンケの間隙 Encke gap

土星のリング(環)の主要リング(A, B, Cリング)のうち一番外側のAリング中にある、幅約325 kmの溝状の構造。溝中に軌道をもつ小衛星パンが、周囲のリング粒子を重力作用により跳ね飛ばすことによって、この構造を形成維[…]

オイラー運動 Eulerian motion

地球が回転楕円体形状をした剛体で、かつ外力が働かないとした場合の自転角速度ベクトルの自由回転運動のこと。この場合、角速度ベクトルは慣性主軸 $z^{\prime}$ の周りを一定角速度 で等速円運動を行う。ただし、[…]

オイラー角 Eulerian angle

剛体に固定された慣性主軸を表す座標系 $(x^{\prime}, y^{\prime}, z^{\prime})$ と、慣性系 $(x, y, z)$ を結びつける角度。両者の結び付け方にはさまざまな流儀があるが、いずれ[…]

オイラー座標 Euler coordinate

空間に固定された座標系。流体の物理量を座標と時刻の関数として表現する。対になる概念として、流体の流れとともに座標が移動する座標をラグランジュ座標と呼ぶ。オイラー法も参照。

オイラー周期 Euler period

オイラー運動を参照。

オイラー法 Euler method

空間に固定した空間座標(オイラー座標)を用いて、流体力学を表現する方法。 流れに沿って移動する流体素片に固定した空間座標を用いる ラグランジュ法とともに流体力学を表現する2つの方法のうち の一つ。時間 $t$ で位置 $[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

皆既日食 total eclipse

日食を参照。 皆既日食のようす 2006年3月29日の皆既日食(トルコ・シデにて撮像)(クレジット:国立天文台) ECLIPSE 2006 IN TURKEY

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

巨大衝突説 giant impact hypothesis

月の起源の最有力である説。ジャイアントインパクト説ともいう。地球集積の最終段階で、地球に火星サイズの天体が高速で衝突することにより、融けてはぎとられた物質が地球の周囲に高温の円盤を作る。その円盤から冷却した物質が、ロッシ[…]

金環日食 annular eclipse

金環食ともいう。日食を参照。 国立天文台三鷹 金環日食映像(2012年5月21日) https://youtu.be/RrIbnr2DRBo

金属欠乏星 metal-poor star

太陽に比べて著しく金属(重元素)の組成の低い星。水素とヘリウム以外の元素は金属と総称されることが多く、太陽近傍の星の多くは太陽と同程度の金属量をもつが、稀に太陽の1/10あるいはそれ以下の星がみられる。それらは種族Ⅱの星[…]

月食 lunar eclipse

太陽-地球-月がこの順番にほぼ一直線となり、地球の影に月が入って暗くなる現象。地球の半影に入る場合は月が暗くなったことはほとんどわからない。このため、一般的には単に月食というと、月が地球の本影に入る本影月食のことを指す。[…]