天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2017年08月26日 装置・施設・データベース

CFHT

カナダ-フランス-ハワイ望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

新技術望遠鏡

1989年にヨーロッパ南天天文台(ESO)がチリのラシヤ天文台に建設した3.6m望遠鏡。薄型主鏡鏡面を実時間制御の力支持で理想的な形に保つ能動光学方式の実証望遠鏡として、VLTの先駆けとなった。また通風型のドームの先駆け […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ジェイムズクラークマクスウェル望遠鏡

アメリカのハワイ島マウナケア山頂にある、単一鏡のサブミリ波望遠鏡としては世界最大の口径15mを誇る。イギリスがオランダの協力のもと1983年に建設を開始し、1987年にファーストライトを迎えた。周波数215-690GHz […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ジェミニ望遠鏡

米国(+ハワイ)、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、期間限定でオーストラリア、韓国の7か国の国際協力(国際ジェミニ天文台)で、ハワイ島マウナケア山頂(ジェミニ北望遠鏡)とチリのセロ・パチョン(ジェミニ南望遠鏡)に建設 […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動子強度

光の吸収や放出にかかわるエネルギー準位間の遷移確率を表すのに用いられる補正係数。古典的な電子論で仮定されている物質中の電子の振動子模型では、あるスペクトル線に関する光の吸収断面積はcgsガウス単位系で $\pi\time […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動励起

励起を参照。

2017年08月26日 恒星

自然幅

ガス粒子(原子・分子)がある励起状態から遷移して放射を出したり、逆に放射を吸収してより高い励起状態に遷移する際には、遷移前後のエネルギー差に対応する光子が出入りする。ところが、ガス粒子がある微視的状態に滞在する時間は有限 […]

2017年08月26日 観測天文学

紫外超過

金属量の低い星で、紫外線が相対的に強くなる現象。太陽程度の金属量をもつ種族Iの晩期型星(F-K型星)の紫外領域の光は、多数の原子スペクトル線の存在により幅広く吸収を受ける。金属量の低い種族IIの星ではこの効果が小さくなる […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動回転遷移

複数の原子の結合した分子がガス状態にある場合には振動と回転の自由度があるが、その両方の量子状態が変化する遷移のこと。回転量子状態間のエネルギー差は 10-8 から 10-3 eV 程度と、振動量子状態間のエネルギー差 1 […]

2017年08月26日 恒星

主星

連星を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突解離

解離を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突逆励起

励起を参照。

2017年08月26日 観測天文学

周期-光度関係

主に、変光星について、その変光周期と平均光度の間で成り立つ法則。セファイドやミラ型変光星での法則が有名。脈動変光星では、恒星の内部構造の不安定性が変光の原因となっているため、このような関係が成り立つ。周期-光度関係を用い […]

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突係数

ある量子状態にあるガス構成粒子(原子、分子)が他の粒子と衝突し、その結果として別の量子状態に移る確率を表現する係数。時間の逆数の物理次元を持つ量として定義される。具体的には、 1 衝突粒子の数密度 $n_{\mathrm […]

2017年08月26日 理論

衝突径数

標的に向けて粒子が1つ入射する場合、無限遠での入射速度ベクトルが示す直線から標的までの距離のこと。標的と粒子との間に力がまったく働かなければ、両者の最接近距離となる。慣例的に変数 $b$ で表す。標的と衝突粒子との間の相 […]

2017年08月26日 恒星

質量関数(連星の)

分光連星のうち、明るい方の星のスペクトル線のみ観測されている単線分光連星においては、視線速度曲線の解析から得られるのは星の質量ではなく、2つの星の質量に関する次の量となり、f(M)を質量関数と呼ぶ。 $$f(M) = \ […]

2017年08月26日 理論

衝突断面積

標的と考えられる粒子に対してもう1つの粒子を入射するとき、両者の間で発生する相互作用の発生確率を評価する指標で、面積の物理次元を持つ。相互作用の程度が標的と入射粒子の距離で変わる場合には、相互作用の強さを対応する断面積の […]

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突電離

電離を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突励起

励起を参照。

2017年08月26日 観測技術

視差楕円

地球の公転運動によって近距離の星が天球上を1年かけて動く楕円のこと。年周視差を参照。


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関連画像

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年周視差
* 視差楕円の概念図(クレジット:国立天文台暦計算室)
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/BBEBBAB9.html