天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2017年08月26日 太陽

磁気ループ

太陽の光球で異なる極性の磁極を結ぶ半環状の磁気構造のこと。上方に凸になるΩ形状のループが通常観測される。この磁気形状の磁場に沿ってコロナ温度のプラズマが満たされるとそれはコロナループとして観測され、フレア後期に観測される […]

2017年08月26日 太陽系

ジオイド

無数に存在する地球の重力ポテンシャルが等しい面のうち、平均海面に最も一致する面をジオイドという。等ポテンシャル面であるため、この面上で水の流れは生じず、この面は常に重力加速度の方向と直交する。1828年にガウス(C. F […]

2017年08月26日 太陽

磁気嵐

コロナ質量放出などによって太陽からやって来たプラズマが地球磁気圏に達して引き起こす擾乱現象のこと。地磁気嵐ともいう。磁気嵐が発生すると地球磁気圏のイオンや電子の分布が変動する。オーロラが頻繁に発生したり、無線通信に障害が […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

JCMT

ジェイムズクラークマクスウェル望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

GTC

カナリー大型望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

GMRT

巨大メートル波電波望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

GMT

巨大マゼラン望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

CFHT

カナダ-フランス-ハワイ望遠鏡を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

新技術望遠鏡

1989年にヨーロッパ南天天文台(ESO)がチリのラシヤ天文台に建設した3.6m望遠鏡。薄型主鏡鏡面を実時間制御の力支持で理想的な形に保つ能動光学方式の実証望遠鏡として、VLTの先駆けとなった。また通風型のドームの先駆け […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ジェイムズクラークマクスウェル望遠鏡

アメリカのハワイ島マウナケア山頂にある、単一鏡のサブミリ波望遠鏡としては世界最大の口径15mを誇る。イギリスがオランダの協力のもと1983年に建設を開始し、1987年にファーストライトを迎えた。周波数215-690GHz […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ジェミニ望遠鏡

米国(+ハワイ)、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、期間限定でオーストラリア、韓国の7か国の国際協力(国際ジェミニ天文台)で、ハワイ島マウナケア山頂(ジェミニ北望遠鏡)とチリのセロ・パチョン(ジェミニ南望遠鏡)に建設 […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動子強度

光の吸収や放出にかかわるエネルギー準位間の遷移確率を表すのに用いられる補正係数。古典的な電子論で仮定されている物質中の電子の振動子模型では、1粒子あたりの光の吸収係数を $\alpha_\nu$ で表すと、単位時間、単位 […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動励起

励起を参照。

2017年08月26日 恒星

自然幅

ガス粒子(原子・分子)がある励起状態から遷移して放射を出したり、逆に放射を吸収してより高い励起状態に遷移する際には、遷移前後のエネルギー差に対応する光子が出入りする。ところが、ガス粒子がある微視的状態に滞在する時間は有限 […]

2017年08月26日 観測天文学

紫外超過

金属量の低い星で、紫外線が相対的に強くなる現象。太陽程度の金属量をもつ種族Iの晩期型星(F-K型星)の紫外領域の光は、多数の原子スペクトル線の存在により幅広く吸収を受ける。金属量の低い種族IIの星ではこの効果が小さくなる […]

2017年08月26日 原子・分子過程

振動回転遷移

複数の原子の結合した分子がガス状態にある場合には振動と回転の自由度があるが、その両方の量子状態が変化する遷移のこと。回転量子状態間のエネルギー差は 10-8 から 10-3 eV 程度と、振動量子状態間のエネルギー差 1 […]

2017年08月26日 恒星

主星

連星を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突解離

解離を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

衝突逆励起

励起を参照。

2017年08月26日 観測天文学

周期-光度関係

主に、変光星について、その変光周期と平均光度の間で成り立つ法則。脈動変光星であるセファイドやミラ型変光星での法則が有名。脈動変光星では、恒星の内部構造の不安定性が変光の原因となっていることを考えると、このような関係が説明 […]


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関連画像

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図1* リービットが発見したセファイドの周期-光度関係。左図では横軸の周期(日)は線形目盛りだが、右図のように対数目盛にするときれいな相関関係が見える。縦軸は見かけの等級だが、これらのセファイドは同じ距離にあるので絶対等級にしてもグラフの見え方は変わらない。
縣秀彦著 岡村定矩監修『ビジュアル天文学史』(緑書房)
(原図 Leavitt H.S. and Pickering, E.C. 1912, Harvard College Observatory, Circular, 173, 1)
図2* セファイドの光度曲線(左)と周期ー光度関係(右)および周期光度関係の傾きとその周りの分散(ばらつき)の波長依存性(中下)。左図では、紫外線(上)から近赤外線(下)までの各バンドでの典型的なセファイドの光度曲線が示されている。波長が長くなるにつれて、振幅が小さくなり非対称性が弱くなる。また中下図に見られるように、波長が長くなるにつれて、傾きが急になり、分散は小さくなる。右図は大小マゼラン雲中のセファイドの各バンドでの周期ー光度関係。縦軸は見かけの等級であるが、大小マゼラン雲の星は地球からの距離が同じと見なせるので、距離引数の補正をすれば絶対等級目盛りになる。(原図はMadore, B.F. and Freedman, W.L. 1991, PASP, 103, 933)
図3 大マゼラン銀河中で、1999年時点で10回以上の観測がある33個のセファイドの周期-光度関係。Tanvir 1999, ASP Conf. Ser. 167, 84)
図4 59個の銀河系(天の川銀河)中のセファイドに対する周期-光度関係。
Madore, Freedman, Moak 2017, ApJ, 842, 42
図5* 周期-光度関係の具体的な式とその周りの分散(ばらつき)。
図6 大マゼラン銀河中のセファイトに対する近赤外線と中間赤外線での周期-光度関係。
Freedman and Madore 2024, IAU Symp, 376, 1