天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

2017年10月26日 観測技術

信号対雑音比

観測しようとしている信号が、雑音に対してどの程度の振幅ないしパワーを持っているかを示す指標。信号雑音比、あるいはS/N比、SN比、SNRともいう。信号対雑音比が高いものほど確度が高い情報であるといえる。雑音等価電力、ダイ […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

JAXA

宇宙航空研究開発機構を参照。

2018年02月20日 装置・施設・データベース

SIMBAD

フランスのストラスブール天文台の天文学データセンター(CDS)で運用されている天体カタログおよび天体情報のデータベース。主に恒星を中心に整備されてきたデータベースだが、現在はほぼあらゆる種類の天体をカバーしている。天の川 […]

2018年02月20日 観測技術

Suprime-Cam

シュプリームカムを参照。  

2017年08月26日 装置・施設・データベース

CGRO衛星

コンプトンガンマ線衛星を参照。

2017年08月26日 その他

GPS

全地球測位システムを参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

CTIO

セロトロロ汎米天文台を参照。

2017年08月26日 観測天文学

GZKカットオフ

極高エネルギーの宇宙線は、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)と衝突してエネルギーを失うため、約1020 eV付近を境にして、それ以上では急激に地球への到来数が減るはずであるとする予想。 このことはCMBの発見後ただちに、C […]

2017年08月26日 恒星

G型星

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、F型星よりも低温の星。表面温度は~6,000(K)。質量は太陽とほぼ同じ。水素のバルマー線は弱い。主な吸収線はカルシウムH、K線(CaII)、中性鉄線(FeI)、CH分子。例、太陽G […]

2017年08月26日 恒星

Gバンド

恒星スペクトルの波長430 nm 付近に現れるCH分子の吸収帯のこと。G型星のスペクトルで最も強く現れる。F型星やK型星のスペクトルにも見られるが、G型星に比べれば吸収は弱い。F型星より高温の恒星や、逆にK型星より低温の […]

2017年08月26日 銀河・銀河団

cD銀河

多くの銀河団の中心に存在する巨大な楕円銀河のことで、明るさはLB~1011 L$_{\odot}$程度以上と、われわれの天の川銀河(銀河系)の10倍以上になる。ヤーキス分類の一つのタイプである(ヤーキス分類の中でこのタイ […]

2017年08月26日 原子・分子過程

gf値

振動子強度を参照。

2017年08月26日 恒星

CH星

天の川銀河(銀河系)ハロー種族(種族Ⅱ)の炭素星。赤色巨星の一種であるが、同程度の温度と表面重力をもつ星に比べて金属線は一般に弱いが、CH分子帯が強く、SrやBaなどの重元素の吸収線も強い。これらの元素の過剰は、炭素星( […]

2017年08月26日 恒星

C型星

C2やCNなどの炭素を含んだ分子の吸収スペクトルを示す恒星。炭素星と呼ばれることが多い。比較的温度の高いR型と、低温のN型に分けられる。スペクトル型(星の)も参照。

2017年08月26日 太陽系

CAI

炭素質隕石に含まれる、アルミニウムとカルシウムに富む白色の包有物。Calcium-aluminium-rich inclusionの略語で、高アルミニウムカルシウム含有物とも呼ぶ。高温の原始太陽系円盤のガスから最初に凝縮 […]

2017年12月26日 太陽系外惑星

視線速度法

太陽系外惑星の検出方法の一つ。ドップラー法を参照。

2017年12月26日 太陽系外惑星

重力マイクロレンズ法

太陽系外惑星の検出方法の一つ。単にマイクロレンズ法と言うことも多い。一般相対性理論では、天体の重力によりその周囲の時空が歪む。背景の天体からの光がその歪んだ時空を通過することにより、光の進む経路が変わる。これを観測者から […]

2017年08月26日 太陽

CME

コロナ質量放出を参照。

2017年11月14日 装置・施設・データベース

JVLA

VLAを参照。

2017年08月26日 太陽系

小惑星

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星と準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうちおもに木星の軌道周辺より内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、小惑星帯(メインベルト)の小 […]


Warning: Use of undefined constant post - assumed 'post' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/xs775774/astro-dic.jp/public_html/wp-content/themes/astro-dic2023/archive.php on line 33

関連画像

画像をクリックすると拡大されます

*小惑星番号で1番から5000番までの小惑星の2007年8月24日(惑星の定義が決まった直後)の位置を示す図。木星軌道上の太陽から見て木星に対して前後60度の位置にトロヤ群小惑星が分布する。メインベルトがよく分かる。
日本学術会議太陽系天体の名称等に関する検討小委員会編
http://www.yac-j.or.jp/kyouzai/taiyo/index.html
* ヒルダ群小惑星、トロヤ群小惑星、木星などの2020年初における位置(作成:片山真人)
小惑星イトカワ
http://www.jaxa.jp/article/special/hayabusa_sp3/index_j.html
さまざまな小惑星
http://solstation.com/solsys/aster2.jpg
すばる望遠鏡のSuprime-CamとHyper Suprime-Camによる観測などから得られた小惑星の大きさ分布。上列は左から順にメインベルトの内側、中間部、外側、また下列はヒルダ群(左)とトロヤ群(右)に対するもの。横軸は小惑星の直径、縦軸は小惑星の相対的な数に対応する数値。図の軸はすべて同じにスケールにしてある。
出典:Yoshida, F., et al., 2019, Planetary and Space Science, 169, 78