天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2018年12月18日 観測技術

人工衛星

惑星、主に地球を周回する軌道上に存在する人工天体。地球の月など自然の衛星との区別が明白な場合には単に「衛星」とも表記される。軌道上を回っていても、使用済みロケットの残骸や人工衛星の破片などは宇宙ゴミ(スペースデブリ)とし […]

2018年05月02日 理論

収束

コリメーション(宇宙ジェット)のこと。

2018年02月21日 観測天文学

収率

銀河の化学進化に関する用語。最初はガスのみであった銀河の中で、次第に星ができるモデルで考える。ある時刻に起きた星生成で星の質量の増加分(dMs)に対する、重元素質量の増加分(dMm)の割合p を収率という。すなわち、dM […]

2018年01月16日 装置・施設・データベース

新一般カタログ

NGCカタログのこと。

2018年01月12日 観測技術

周波数帯域幅

電波望遠鏡が一つの受信機で、同時に観測できる最高周波数と最低周波数の間の周波数域をいう。周波数帯域幅が広いほど連続波電波の場合は感度が高くなり、線スペクトルの場合はその帯域にある多くのスペクトル線を観測することができる。 […]

2018年01月15日 銀河・銀河団

小マゼラン銀河

小マゼラン雲を参照。  

2018年02月20日 原子・分子過程

CO(J=1-0)輝線

低温の一酸化炭素(CO)分子が放射する回転遷移による強い輝線。12COだけでなく13COやC18O等の同位体を含む分子などからの輝線も観測される。一酸化炭素分子の最低エネルギー準位は回転量子数J=0の状態であり、最低励起 […]

2018年02月20日 観測技術

CCD

電荷結合素子と呼ばれる半導体画像センサー。入射光子による内部光電効果で生じた電子と正孔対のうち、電子を各画素内の電荷ポテンシャルに蓄積することで光量に比例した電子画像を取得することができる。読み出し時に、電荷ポテンシャル […]

2018年02月20日 理論

CDMモデル

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルの中で、冷たいダークマター(Cold Dark Matter: CDM)の密度ゆらぎがもとになって現在の銀河、銀河団などの構造が形成されたとするモデル。 ダークマタ […]

2018年02月20日 理論

CFL条件

クーラン条件を参照。

2018年02月20日 理論

CMB

宇宙マイクロ波背景放射を参照。

2018年02月20日 理論

CNOサイクル

炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)を触媒として4つの陽子(水素, p)をアルファ粒子(ヘリウム, He)に変換する一連の核反応。右図に示すように(p, γ)反応や逆ベータ崩壊(核分裂を参照)が連鎖したのち、(p, $\a […]

2018年02月20日 理論

CP対称性

Cは荷電変換のことであり、電荷の符号を反転する変換である。Pはパリティ変換であり、空間座標の符号を反転する変換である。両者を同時に行うのが、CP変換で、これによって粒子は反粒子に変換される。CP対称性とは、CP変換に対し […]

2018年02月20日 原子・分子過程

g因子

ゼーマン効果のスペクトル解析で利用される1程度の大きさの係数。ランデのg因子とも呼ばれる。 弱い磁場中におかれた原子のエネルギー準位は、磁場によりエネルギーの変化⊿E=g μB H Mを生じる。 ここでμBはボーア磁子、 […]

2018年02月20日 観測天文学

G型矮星問題

物質の流入や流出がない閉じた系の中で星間ガスから星形成が起こった場合を仮定し、金属量の分布を理論的に予想した結果に比べて、太陽近傍に代表される天の川銀河の円盤部では、金属量が少ない恒星が僅かしか観測されないという問題のこ […]

2017年10月24日 観測技術

主ビーム立体角

アンテナの性能を示す量の1つで、最高感度方向の感度を1として規格化したビームパターンを主ビームの範囲内だけ積分した値。仮に主ビームしかないアンテナを作ることができたならば、その主ビーム立体角は全ビーム立体角と等しくなる。 […]

2017年10月23日 観測技術

照射パターン

電波望遠鏡の主鏡面に対する感度分布。主として給電系の設計で調整する。一般に、光学系は電磁波の進行方向を逆向きにすれば受信と送信とが対称になる(光学の相反定理)ので、電波望遠鏡では送信用の用語を受信用に転用することが多く、 […]

2017年11月05日 理論

重力子

自然界に存在する四つの力のうち、重力を伝達する素粒子。グラビトンともいう。2023年時点では未発見である。

2017年10月23日 観測技術

主ビーム

ビームパターンのうち、最も感度が高い方向を中心とした一続きの高感度の部分。境界の明確な定義はないが、通例、中心から離れる方向に対して最初の極小値となる範囲で囲まれた部分をいう。主ビームの外側で同心円状ないし局所的に感度が […]

2017年10月23日 観測技術

軸外し光学系

放物面鏡等を用いる古典的な光学系では、光軸に対して軸対称に主鏡を作るが、光軸を避けた鏡面の一部(片側)のみを使用する光学系のこと。主鏡面が放物面鏡の電波望遠鏡で採用する場合には、オフセットパラボラアンテナと呼ぶことも多い […]


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