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銀河円盤内の非軸対称重力ポテンシャルによって星間ガスに生じる衝撃波のこと。特に、渦巻腕や棒状バルジに関連した衝撃波を指すことが多い。銀河円盤内に密度波理論で生じるような恒星の密度波が生じると、それによるポテンシャルで星間 […]
銀河の中心にある極めて高密度な質量源。 天の川銀河(銀河系)を含むいくつかの近傍銀河については、中心核のごく近くにある星やガスの運動が高角分解能で観測されており、高密度な質量源の正体は超大質量ブラックホールであると推定さ […]
渦巻銀河とレンズ状銀河の中心部にある楕円体成分。単にバルジともいう。古い星で構成されており、早期型の銀河ほど大きい傾向がある。少数の例外を除けば、星生成はほとんど見られない。ほぼ純粋な回転運動をしている銀河円盤とは異なり […]
渦巻銀河の円盤を包みこむように丸く分布している星の成分。単にハローともいう。バルジや銀河円盤に比べて密度が圧倒的に低いため、観測が難しい。天の川銀河(銀河系)はハローが詳細に観測されている数少ない銀河の一つである。銀河系 […]
銀河内部から外部に向けてガスが大規模に噴き出す現象。銀河内でスターバーストが起こり、短時間に多数の超新星が爆発すると、そのエネルギーで銀河内のガスが熱せられ、重力を振り切って外へ噴き出す。これを銀河から噴き出す風になぞら […]
渦巻銀河の円盤部の中央面。特に、天の川銀河(銀河系)に対して用いられることが多い。太陽系は厳密には天の川銀河の円盤部の中央面から40パーセク(40 pc=130光年)外れたところに位置するが、通常、このずれを無視して、太 […]
多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー […]
銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラメ […]
渦巻銀河やレンズ状銀河の中心に対して円盤部(銀河円盤)が示す回転運動。軸対称を仮定すると、銀河回転は銀河中心からの距離の関数として示すことができる。これを銀河の回転曲線と呼び、渦巻銀河の運動学的特徴を表す重要な観測量の一 […]
2つ以上の銀河が重力によって合体して1つの銀河になること。銀河合体はどの時代の宇宙においても観測されるありふれた現象であるとともに、銀河進化において本質的役割を担う過程でもある。なぜなら、標準的な構造形成モデルである階層 […]
銀河の大局構造としての磁場のこと。渦巻銀河を電波連続波で偏波観測することで磁場の方向と強度を調べることができる。また、天の川銀河(銀河系)を初めとする横向き銀河では、偏光電波源の観測から求めた回転量度によって視線に沿った […]
一般には、本来、独立な運動をする2つの系の回転角速度が一致することを指す。連星系周囲の力学を論じる際には、共通重心の周りに星の公転運動とともに回転する座標系を想定すると便利なことが多く、これを共回転座標系と呼ぶ。また、回 […]
楕円銀河の速度分散、平均表面輝度、有効半径の間に見られる強い相関関係で、銀河のスケーリング則の1つ。この相関関係を対数で表すと平面の式になること、および相関関係の分散が観測誤差と区別できないほど小さいことから名づけられた […]
天体のスペクトルにみられる輝線をその発生機構で分類した一種。ガス星雲に見られることが多いので星雲線と呼ばれることもある。一般に、原子内の電子が 下位のエネルギー準位に遷移すると、エネルギー差に相当する波長の輝線が発生する […]
連続スペクトル成分に比べて輝線が相対的に強い銀河。静止系で紫外から可視の波長域の輝線を主な対象とする呼び名。たとえばライマンα(アルファ)、[OII]、[OIII]、Hα などどれか1本の輝線が強ければ輝線銀河と見なされ […]
天の川銀河(銀河系)の属する銀河群。局部銀河群と呼ばれることもある。天の川銀河とアンドロメダ銀河を中心に、半径約1メガパーセク(1 Mpc=326万光年)以内にある少なくとも50-60個以上の銀河で構成されている。メンバ […]
太陽系が属している銀河のこと。解説は天の川銀河を参照。 「銀河」は今日英語では「galaxy」と表記されるので、一般の銀河と区別して太陽系が属している銀河(歴史的にはGalactic Systemと表記されていた)を指す […]
太陽系の位置で天の川銀河中心周りを等速円運動する仮想的な点。英語の頭文字をとってLSRと呼ぶことも多い。国際天文学連合による推奨値を用いれば、LSRは、銀河中心から距離8.5キロパーセク(8.5 kpc=28000光年) […]
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