天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2017年11月03日 恒星

キロノバ

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という […]

2017年10月26日 装置・施設・データベース

CALET検出器

CALorimetric Electron Telescopeからつけた略称。 2015年8月19日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機によって打ち上げられ、国際宇宙ステーション […]

2018年02月20日 太陽系

気候変動に関する政府間パネル

通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて […]

2017年08月26日 銀河・銀河団

QSO

クェーサーを参照。

2017年08月26日 星間物質と星形成

QCC

急冷炭素質物質を参照。

2017年08月26日 太陽系

金星

太陽系の惑星のなかで水星に次いで、太陽に近い惑星。金星は、内惑星であるため地球から観測すると、太陽から大きく離れることはない(最大離角は47度)。そのため、日の出前もしくは日没直後に観測され、それぞれ明けの明星、宵の明星 […]

2017年08月26日 太陽系

巨大ガス惑星

木星型惑星のうち、水素とヘリウムを主成分とするもの。太陽系の惑星では、木星と土星がこれにあたる。一方、同じく木星型惑星であるがガス成分が少なく、氷を主成分とする天王星、海王星のことは、巨大氷惑星と呼ぶ。ただし、木星型惑星 […]

2017年08月26日 太陽系

巨大衝突説

月の起源の最有力である説。ジャイアントインパクト説ともいう。地球集積の最終段階で、地球に火星サイズの天体が高速で衝突することにより、融けてはぎとられた物質が地球の周囲に高温の円盤を作る。その円盤から冷却した物質が、ロッシ […]

2017年08月26日 太陽系

共鳴外縁天体

海王星軌道の外側に軌道を持つ太陽系外縁天体のうち、海王星と平均運動共鳴の位置にあるものを共鳴外縁天体と呼ぶ。共鳴の関係のため、共鳴外縁天体が海王星軌道を横切ったり海王星軌道に近づいたりするときには海王星自身はその天体から […]

2017年08月26日 理論

共鳴加速

太陽フレアの発生時などに、電子やイオンといった荷電粒子が高エネルギーにまで加速されるいわゆる粒子加速機構のうち、アルベーン波などの(磁気流体)波動と荷電粒子との共鳴にもとづく機構を共鳴加速という。太陽フレアで加速された粒 […]

2017年08月26日 太陽

極域プルーム

太陽極域にあるコロナホールから噴出しているように見える明るい羽毛状の構造。極域プルームは温度100万度程度で形成される真空紫外線域の輝線で最も高いコントラストで観測することができる。皆既日食時には、可視光で同様の構造が観 […]

2017年08月26日 太陽系

極冠

大気を持つ太陽系の固体天体(惑星・準惑星・衛星)の極域に形成される氷の塊。黄道面に対する自転軸傾斜角が大きくないときに、極域の平均日射量は低く温度が低いため、氷が大気から凝縮することで生成される氷の組成や成分はさまざまで […]

2017年08月26日 太陽

局所的日震学

日震学の一分野。日震学は太陽の固有振動数を精密測定し、これを基にした内部構造診断を行う手法を中心に発展した。これに対して局所的日震学では、たとえば波動場の自己相関関数(または異なる観測点における振動の相互相関関数)を使っ […]

2017年08月26日 太陽

キャリントン-シュペーラーの法則

シュペーラーの法則を参照。

2017年08月26日 太陽系

逆行衛星

逆行軌道にある衛星のこと。衛星の公転の逆行あるいは順行には2通りの考え方がある。一つは黄道の北極方向から見て反時計回りに公転する場合を順行、時計回りに公転する場合を逆行とするもの、もう一つは中心天体である惑星の自転と同じ […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

巨大メートル波電波望遠鏡

インドのタタ基礎研究所電波天体物理学センターが運用している電波干渉計。英名のGiant Metre Wave Radio Telescopeを略してGMRTとも呼ばれるインドのプネーの北約80 kmの地点を中心に、口径4 […]

2017年08月26日 原子・分子過程

基底状態

エネルギー準位を参照。

2017年08月26日 恒星

近接連星

連星のうちで、2つの星が互いに影響を及ぼすくらいに接近した系。ロッシュモデルも参照。

2017年08月26日 恒星

極超新星

通常より爆発エネルギーがはるかに大きい超新星(supernova)をいう。ハイパーノバ(hypernova)ともいう。 大質量星の進化の最終段階として、恒星質量ブラックホールが誕生するときに生じる現象と考えられる。Ic型 […]

2017年08月26日 恒星

金属欠乏星

太陽に比べて著しく金属(重元素)の組成の低い星。水素とヘリウム以外の元素は金属と総称されることが多く、太陽近傍の星の多くは太陽と同程度の金属量をもつが、稀に太陽の1/10あるいはそれ以下の星がみられる。それらは種族Ⅱの星 […]

関連画像

*太陽と金属欠乏星のスペクトルの比較。HD140283の有効温度は太陽と同程度で、水素のバルマー線(中央はH𝛄)の強さも同程度であるが、金属による吸収線は非常に弱い。下図の[Fe/H]は恒星と太陽の金属量比の常用対数を表す。HD140283([Fe/H]=-2.5)の金属量は太陽の0.003倍となる。
青木和光「低金属星の観測と銀河の化学進化」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.10節 図1.50(日本評論社)