銀河面
よみ方
ぎんがめん
英 語
galactic plane
説 明
渦巻銀河の円盤部の中央面。特に、天の川銀河(銀河系)に対して用いられることが多い。太陽系は厳密には天の川銀河の円盤部の中央面から40パーセク(40 pc=130光年)外れたところに位置するが、通常、このずれを無視して、太陽系を通る平面として定義される。このため、太陽系から見ると銀河面は天球上で大円を描く。天球上での大円を指す場合には、銀河面を銀河赤道と呼ぶことがある。実用的な定義としては、銀河座標系での銀緯の線がなす、地球を通る平面を銀河面と呼ぶ。銀河座標系の定義により、1950年分点の赤経
、赤緯
方向と直交する面であり、1950年分点の赤道に対して
傾斜している。黄道面に対しても約
の傾斜を持つ。観測分野では、銀緯
付近の比較的狭い帯状の天域を銀河面と呼ぶことがある。銀極や銀河座標系も参照。
2018年04月18日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。