天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2018年02月20日 人名

カーチス

ヒーバー・カーチス( Heber Doust Curtis;1872-1942)はアメリカの天文学者で、古典学者、言語学者でもある。ミシガン州マスキーゴンで生まれ。ミシガン大学で古典語を修め1894年にラテン語の教授に就 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

カーネギー天文台

太陽物理学者ヘール(G.E. Hale)が1904年にカーネギー研究所の支援を取り付け、カリフォルニア州パサデナ近郊のウィルソン山に太陽観測所として開設した天文台。その後、60インチ望遠鏡、100インチフッカー望遠鏡を建 […]

2018年02月20日 理論

カーブラックホール

電荷を持たない回転するブラックホールで、その時空はアインシュタイン方程式の軸対称で定常、かつ漸近的に平坦な真空解で表される。回転の効果のため、地平線の外側にエルゴ領域という遠方の慣性系に対して静止できない領域ができる。こ […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

ガイア衛星

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。 […]

2018年02月20日 観測技術

ガイガーカウンター

ガイガー-ミュラー計数管を参照。

2018年02月20日 観測技術

ガイガー-ミュラー計数管

中心にワイヤを挿入したガラス管にアルゴンなどの不活性ガスを封じ込めて、アルゴンなどの不活性ガスを中空の円筒型真空容器に封入し、容器の中心軸にワイヤを張る。ワイヤに正の高電圧を印加すると、荷電粒子が通過する際にガスを電離( […]

2018年02月20日 恒星

回帰新星

再帰新星を参照。

2018年02月20日 時と暦

皆既日食

日食を参照。 皆既日食のようす 2006年3月29日の皆既日食(トルコ・シデにて撮像)(クレジット:国立天文台) ECLIPSE 2006 IN TURKEY

2017年10月28日 装置・施設・データベース

KAGRA大型低温重力波望遠鏡

岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の中に建設された日本の大型低温重力波 望遠鏡。KAGRAの愛称(KAは神岡のKA, GRAはGravity やGravitational wave といった重力をイメージする言葉の頭の文字をとっ […]

2017年08月26日 太陽系

カリスト

木星のガリレオ衛星の一つ。

2017年08月26日 太陽系

ガリレオ衛星

木星の衛星のなかで、サイズが大きい、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを指す。直径はそれぞれ、3632 km、3138 km、5262 km、4820 kmである。公転周期はそれぞれ、1.76日、3.55日、7.16日、 […]

2017年08月26日 太陽系

カッシーニの間隙

土星の主要リングであるAリングとBリングの間にある領域。カッシーニの空隙ともいう。1675年にカッシーニ(G. Cassini)が地上からの観測により、リング中に暗い溝のように見える領域のあることを発見したため、この名が […]

2017年08月26日 太陽

活動極小期

太陽周期活動を参照。

2017年08月26日 太陽

活動極大期

太陽周期活動を参照。

2017年08月26日 太陽

活動領域(太陽の)

太陽黒点の周囲では磁場が強くH𝛂線やX線で明るく輝き、ときにはフレアやプロミネンス爆発などの活発な現象が発生する。このような領域を太陽活動領域という。黒点領域は強い磁場をもつN極とS極の対で現れるため、一つの活動領域には […]

2017年08月26日 太陽系

ガニメデ

木星のガリレオ衛星の一つ。

2017年08月26日 理論

核融合

軽い原子核同士が融合して、重い元素が生成される核反応。天文学では熱核融合反応、あるいは核燃焼という言い方もしばしばなされる。陽子同士が融合して重水素が生成される反応や、重水素同士が融合してヘリウム3を生成する反応、3つの […]

2017年08月26日 太陽系

火星

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で […]

2017年08月26日 太陽系

寡占的成長

微惑星が衝突合体を繰り返して惑星が形成される惑星集積過程において、複数の原始惑星が同じような質量増加率で大きくなること。暴走的成長の結果形成された原始惑星の質量が大きくなってくると、原始惑星近傍の微惑星は原始惑星による重 […]

2017年08月26日 太陽系

火球

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k […]


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関連画像

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国立天文台岡山天体物理観測所構内で撮影されたみずがめ座η流星群に伴う大火球(2013年5月7日27:30ごろ)(クレジット:NAOJ)
http://www.oao.nao.ac.jp/2013/05/09/20130507aqr/
ふたご座流星群に伴う火球
画像提供(撮影):宮崎秀公(二次利用可) 観測地:山梨県鳴沢村 撮影日時:2009年12月14日23時10分
https://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/
2015年11月にスイスで観測された火球
https://apod.nasa.gov/apod/ap151116.html
Image Credit & Copyright: Ivo Scheggia
2020年7月2日に関東上空で観測された火球に伴う隕石(回収された2つの破片を組み合わせた写真)。国立科学博物館が千葉県習志野市に落下したものを回収した。分類を確定した後、国際隕石学会に名称を「習志野隕石」として登録申請する予定。(クレジット:国立科学博物館)
出典:文化庁プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000047048.html