ステラーコロナグラフ
よみ方
すてらーころなぐらふ
英 語
stellar coronagraph
説 明
明るい恒星のごく近傍にある伴星や惑星など暗い天体を観測するために用いられる装置。もともと、太陽の明るく光る部分の外側にある、コロナと呼ばれる薄い大気の観測のために開発されたのがコロナグラフであり、同様の手法を恒星の近傍の伴星、惑星など暗い天体の観測に用いたもの。像面に遮光マスク、瞳面にリオストップと呼ばれる回折光用マスクを設けることによって明るい恒星光を遮断し、星像のハローを低減する。これは古典的リオコロナグラフと呼ばれているが、最近では数多くの新しいコロナグラフの手法が提案されている。
2018年09月16日更新