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偏光法

 

よみ方

へんこうほう

英 語

polarization method

説 明

太陽系外惑星の間接検出方法の一つ。惑星が中心の恒星からの光を反射して見える場合、その惑星からの光は偏光している。一方、恒星からの光は無偏光なので、恒星と惑星を空間的に分解できない場合、両者からの光は混合されて、極めて小さな(10-6 程度以下)偏光を持ち、その大きさは惑星の公転の位相と共に変化する。この微小偏光とその周期的変化を検出するのが偏光法である。通常の偏光器では測定不可能な微小偏光のため、大気の揺らぎに伴う偽偏光や検出器の感度ムラによる限界を除く特別な偏光器が開発されている(英国ハートフォードシャー大学のPlanetPolなど)。この検出法に関しては、HD189733で初検出の報告があるが、別の望遠鏡・装置による観測では否定されている。

2022年01月23日更新

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