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ひので衛星 Hinode satellite

6000度の太陽光球の外層にあるコロナがどのように100万度まで加熱されているかの解明を目的として、宇宙科学研究所(ISAS)により開発された太陽観測衛星。第22号科学衛星でコードネームはSOLAR-B。2006年9月2[…]

ビュール高原電波干渉計 Plateau de Bure Interferometer(PdBI)

北天拡張ミリ波干渉計の旧称。

微惑星 planetesimal

惑星を形成する材料となった、直径1-10 kmの天体のこと。太陽系形成論の標準シナリオでは、原始太陽系星雲中にただようダストが太陽重力の鉛直成分に引かれて太陽の周りを公転しながら徐々に星雲の赤道面に沈殿して薄いダスト層を[…]

フーリエ分光器 Fourier spectrometer

光(電磁波)の波長ごとのエネルギー分布であるスペクトルを得る分光器の一種。分析する光をビームスプリッター(半透鏡)により反射光と透過光に分け、それぞれのビームを平面反射鏡でもとの光路に戻して、ビームスプリッターで重ね合わ[…]

FAST FAST (Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope)

500メートル球面電波望遠鏡の略称。

VLBI Very Long Baseline Interferometer(VLBI)

超長基線電波干渉計を参照。

フェイスオン銀河 face-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

ブラックホール black hole

閉じた事象の地平線に囲まれた時空の領域のこと。いったんこの領域に入るとどんなものも再び外に出ることはできない。 ニュートン力学においても脱出速度が光速度になる天体として18世紀にイギリスのミッチェル(J. Michel[…]

プリズム分光器 prism spectrometer

分光器を参照。

ブルーマーブル The Blue Marble

アポロ計画最後の有人ミッションであるアポロ17号の乗組員によって、1972年12月7日に地球からおよそ45000 kmの距離から撮影された地球の写真。英語の意味は「青いビー玉」である。 同様の写真が以前に人工衛星から撮[…]

フレア solar flare

太陽外層大気において発生する現象で、数分から数時間という時間に1029 ergから1032 ergもの巨大な磁気エネルギーが熱エネルギー、運動エネルギー、粒子加速エネルギーなどに変換される。これと同じ現象で、より解放エネ[…]

プロミネンス prominence

太陽コロナ中に存在する5000-10000 Kのプラズマ。皆既日食時には、水素のHα線を強く放射して赤く見えるため紅炎とも呼ばれる。太陽面上で観測されると、暗い筋状の構造として見えるためダークフィラメントと呼ばれる。プロ[…]

分光器 spectrometer

天体からの光(電磁波)を分光することにより、波長ごとのエネルギー分布であるスペクトルを測定する装置。スペクトルから天体の組成や物理状態や運動を調べることができる。大きく分散型と非分散型に分けられる。 分散型分光器の基本[…]

ペイルブルードット Pale Blue Dot

1990年2月14日に約60億キロメートルのかなたからボイジャー探査機(ボイジャー1号)によって撮影された地球の写真。当初計画にはなかったが、カール・セーガン(Carl Sagan)の強い希望でこの撮影が実現した。青、緑[…]

ヘスガンマ線望遠鏡 High Energy Stereoscopic System(H.E.S.S.)

ドイツやフランスを中心とした国際共同実験として、2003年からアフリカのナミビアの高地(海抜1800 m)で高エネルギーガンマ線の観測を開始した12 m望遠鏡4台による大気チェレンコフ望遠鏡システム。複数台によるチェレン[…]

HETE-2 High Energy Transient Explorer-2 (HETE-2) satellite

ガンマ線バーストの検出およびその発生位置決定のために、アメリカ、日本、フランス、イタリアの協力により2000年10月に打ち上げられた多波長観測衛星。軟X線カメラ(0.5-14 keV)、広視野 X線モニター(2-25 k[…]

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

ヘテロダイン受信機 heterodyne receiver

受信する電波を、局部発振器からの参照信号と混合器で周波数混合し、低い周波数に変換し取り扱う方式の受信機。 取り出せる周波数は、受信電波と参照信号の差の周波となり、これを中間周波数(IF)と呼ぶ。これには増幅が容易なマイ[…]

北天拡張ミリ波干渉計 northern extended millimeter array (NOEMA)

ミリ波電波天文学研究所が運用している開口合成型のミリ波干渉計。フランス南部、グルノーブル近郊の標高2550 mのビュール高原にある。口径15 mのアンテナ12基で構成され、波長1~3 mm帯をカバーする。最大の基線長は7[…]

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]