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フーリエ分光器

 

よみ方

ふーりえぶんこうき

英 語

Fourier spectrometer

説 明

光(電磁波)の波長ごとのエネルギー分布であるスペクトルを得る分光器の一種。分析する光をビームスプリッター(半透鏡)により反射光と透過光に分け、それぞれのビームを平面反射鏡でもとの光路に戻して、ビームスプリッターで重ね合わせて干渉させる。この際、平面反射鏡の片方を固定し他方を光軸方向に移動させることにより、2つのビームの光路差を変化させて時間の関数として干渉強度変化(インターフェログラム)を得る。単色光を考えると干渉光強度の時間変化はその波長に応じた周期の三角関数となるので、ある波長幅を持った光に対しては異なる周期の三角関数の重ね合わせとなる。つまり、スペクトルをフーリエ変換したものがインターフェログラムである。それを逆フーリエ変換してスペクトルを得る方式の分光器をフーリエ分光器と呼ぶ。

2018年09月17日更新

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    * フーリエ分光器の概念図
    佐々木敏由紀・中川貴雄「天体観測装置」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測Ⅰ』第2版 7.2節 図7.13(日本評論社)