天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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食連星 eclipsing binary

共通重心の周りを回る2つの星(連星)が、互いを隠し合う(食現象)ことによって明るさが周期的に変わる変光星。公転軌道面が視線に極めて近い場合にだけ食現象は起こり、近接連星であることが多い。星の明るさ(光度)の変化を、周期変[…]

ジョセフソン接合 Josephson junction

ジョセフソン接合は、薄い絶縁膜(Insulator)を超伝導膜(Superconductor)ではさんだ3層から構成され、頭文字をとってSIS接合とも呼ばれる。ジョセフソン接合には電子または超伝導電子対(Cooper p[…]

初代星 first star

宇宙の進化の中で生まれた第一世代の星のこと。第一世代天体あるいは英語をそのまま用いてファーストスターともいう。 宇宙論的な密度ゆらぎの成長とともに主に水素分子の放射冷却により重力収縮して形成されたと考えられる。炭素[…]

ショットキーダイオード Schottky diode

ショットキーバリアをもちいたダイオードで、通常のダイオードに比べて高周波数での特性が良い。電波天文学の初期には、冷却したショットキーバリアダイオードが周波数変換器として用いられたが、現在は、より低雑音のHEMT増幅器や超[…]

ショットキーバリア Schottky barrier

金属と半導体が接触するときに、界面に仕事関数の差に相当するバリアが生じ、それをショットキー障壁(バリア)と呼ぶ。これによる整流作用を利用したものが ショットキーダイオードである。

ショット雑音 shot noise

粒子検出器や電子回路において、計測される粒子数が少ない場合、その数はポアソン分布に従って統計的に変動するため、そのゆらぎが計数における雑音となる。これがショット雑音である。ポアソン分布のゆらぎの標準偏差は粒子数の平均値 […]

ジョドレルバンク天文台 Jodrell Bank Observatory

英国マンチェスター大学の付属天文台で、天文研究の拠点と複数の電波望遠鏡が設置されている。2019年にユネスコの世界遺産に認定された。マンチェスターの南方約20kmほどで、マンチェスターとロンドンを結ぶ幹線鉄道沿いにあるが[…]

ジョルダーノ・ブルーノ Bruno, Giordano

ジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno;1548-1600)はイタリアの哲学者、天文学者。ナポリ近郊のノラに生まれ、ナポリ大学に学ぶ。17歳でドミニコ会修道院に入り修道士となった。しかし、当時主流だったアリ[…]

ジョンソン雑音 Johnson noise

抵抗体内部の電子の熱運動によって生じる不規則な電位差による雑音。ジョンソン-ナイキスト雑音、熱雑音ともいう。1927年にこの現象を発見したジョンソン(J.B. Johnson)と、それを理論的に説明したナイキスト(H. […]

シラス(巻雲) cirrus

主に遠赤外線による観測によって、天の川銀河(銀河系)の円盤から離れたところにもやもやとした構造として見られる星間雲。地球上の雲である巻雲(シラス雲)と見かけが似ているため、この名前が付いた。星間ダストの熱放射に起源を持つ[…]

シリコンストリップ検出器 silicon strip detector

シリコンウェハー上にストリップ(帯)状の電極を実装し、個別に読み出すことにより、荷電粒子の通過位置を精密に測定できる検出器。フェルミ衛星のLAT検出器やAGILE衛星のGRID検出器で、ガンマ線が引き起こす電子-陽電子 […]

シリコン星 silicon star

化学特異星を参照。

シルク減衰 Silk damping

拡散減衰ともいう。宇宙初期において、バリオンと光子の相互作用によって生じるゆらぎの減衰機構。密度が高い初期の宇宙では、バリオンと光子が強く結合して一体となって振る舞っているが、徐々に密度が低下して温度が下がると、原子が中[…]

新一般カタログ new general catalogue

NGCカタログのこと。

新技術望遠鏡 New Technology Telescope (NTT)

1989年にヨーロッパ南天天文台(ESO)がチリのラシヤ天文台に建設した3.6m望遠鏡。薄型主鏡鏡面を実時間制御の力支持で理想的な形に保つ能動光学方式の実証望遠鏡として、VLTの先駆けとなった。また通風型のドームの先駆け[…]

真空紫外線 vacuum ultraviolet ray

紫外線のうちで、波長が最も短い(1-200 nm)ものの名称。 紫外線および電磁波も参照。

真空蒸着 vacuum deposition

蒸着を参照。

真空のエネルギー vacuum energy

素粒子物理学における真空とは、エネルギーゼロの状態というよりは、物質場の励起していない基底状態、という意味である。このため、基底状態としての真空がある有限のエネルギー密度を持つことがあり得る。励起した場のない基底状態では[…]

真空の相転移 phase transition of vacuum

まず、素粒子物理学における真空とは、エネルギー零の状態というよりは、物質場の励起していない基底状態、という意味である。したがって、何らかの原因によって真空の基底状態自体が変化することが真空の相転移である。 その最も典型[…]

シンクロトロン自己コンプトン synchrotron self-compton(SSC)

磁場中の電子は磁力線の回りを円運動(加速度運動)し電磁波を放射する。電子の速度が遅い場合をサイクロトロン放射、光速に近い相対論的な場合をシンクロトロン放射と呼ぶ。 低エネルギー光子の場合、光子は自由電子を振動させ、その[…]