天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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銀緯 galactic latitude

銀河座標系を参照。

銀河 galaxy

多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー[…]

ぎんが衛星 Ginga X-ray satellite

日本で3番目のX線天文学 衛星として、1987年2月に打ち上げられ、1991年11月まで観測を行った。4000 cm2 という大面積比例計数管を搭載し、2-37 keVのエネルギー範囲で、微弱なX線源までの感度を持つこと[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

銀河回転 galactic rotation

渦巻銀河やレンズ状銀河の中心に対して円盤部(銀河円盤)が示す回転運動。軸対称を仮定すると、銀河回転は銀河中心からの距離の関数として示すことができる。これを銀河の回転曲線と呼び、渦巻銀河の運動学的特徴を表す重要な観測量の一[…]

銀河合体 galaxy merging

2つ以上の銀河が重力によって合体して1つの銀河になること。銀河合体はどの時代の宇宙においても観測されるありふれた現象であるとともに、銀河進化において本質的役割を担う過程でもある。なぜなら、標準的な構造形成モデルである階層[…]

銀河間吸収 intergalactic absorption

銀河やクェーサーから出た光がわれわれに届くまでに銀河間空間の物質によって吸収されること。銀河間空間にはさまざまな規模のガス雲や希薄なガスが存在している。それらのほとんどは暗すぎて直接検出することはできないが、もし背後に明[…]

銀河間塵 intergalactic dust

銀河間ダストおよびダストを参照。

銀河間ダスト intergalactic dust

銀河間空間に存在するとされるダスト。微量であるため直接検出することは極めて難しいが、遠方天体を観測してその天体の減光量から間接的に検出する試みによって、存在が示唆されている。遠方天体とわれわれとの間の銀河間空間にダストが[…]

銀河間物質 intergalactic medium

銀河と銀河の間に広がる空間に存在している物質の総称。宇宙にあるガスの大半が希薄な状態で銀河間空間に存在していると考えられている。

銀河群 group of galaxies

明るい銀河を数個含む銀河の集団。孤立銀河と銀河団の中間の階層に位置づけられるが、銀河群と銀河団の間には明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)は局所銀河群という銀河群に属する。局所銀河群には少なくとも50-60個以上の銀河[…]

銀河系 the Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。解説は天の川銀河を参照。 「銀河」は今日英語では「galaxy」と表記されるので、一般の銀河と区別して太陽系が属している銀河(歴史的にはGalactic Systemと表記されていた)を指[…]

銀河計数 galaxy counts

一定の空の方向に観測される銀河の数を指し、一般に1平方度の中にある銀河数を単位等級当たりの数(deg-2 等級-1)にして等級の関数として表す。観測される銀河計数は、膨張宇宙の単位共動体積に含まれる銀河の数で決まり、また[…]

銀河考古学 galactic archaeology

銀河を構成する個々の星の分布、運動、金属量などのデータから銀河の誕生と進化を調べる学問分野。銀河考古学の対象は、個々の星を観測して星ごとの情報を得ることができる、天の川銀河(銀河系)やアンドロメダ銀河(M31)およびその[…]

銀河サーベイ galaxy survey

銀河に対するサーベイ観測のこと。一定の明るさ以上の銀河、あるいは輝線を出すなどの特定の性質を持つ銀河をすべて検出するために、ある天域を覆い尽くす観測。覆い尽くす天域の広いものは「ワイドサーベイ」(全天に近い広さなら「全天[…]

銀河座標系 galactic coordinates

天球座標系の1つで、天の川銀河(銀河系)の銀河面と銀河中心方向に基づいて定義されている。銀河座標に基づく経度を銀経、緯度を銀緯といい、それぞれ記号 $l, b$ で表す。概念的には銀河面を銀緯0°の面とし、銀河系中心方向[…]

銀河磁場 galactic magnetic field

銀河の大局構造としての磁場のこと。渦巻銀河を電波連続波で偏波観測することで磁場の方向と強度を調べることができる。また、天の川銀河(銀河系)を初めとする横向き銀河では、偏光電波源の観測から求めた回転量度によって視線に沿った[…]

銀河衝撃波 galactic shock

銀河円盤内の非軸対称重力ポテンシャルによって星間ガスに生じる衝撃波のこと。特に、渦巻腕や棒状バルジに関連した衝撃波を指すことが多い。銀河円盤内に密度波理論で生じるような恒星の密度波が生じると、それによるポテンシャルで星間[…]

銀河進化 galaxy evolution

銀河が時間とともに姿や形を変えていくこと。銀河進化の骨格をなすのは星生成による星の増加であるが、それとともに質量や形態や色などのさまざまな属性も変化する。銀河進化を調べる最も直接的な方法は過去の(すなわち遠方の)銀河を観[…]

銀河進化モデル galaxy evolution model

銀河進化を記述するモデル。その物理的基礎となるのは、原始密度ゆらぎから生まれたダークマターハローが集合合体によって成長するという、階層的集団化モデルである。最初のダークマターハローは星を含んでいなかったが、流入したガスが[…]