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超重核 superheavy nucleus

自然界に安定に存在しない非常に重い原子核のこと。超重原子核、ultraheavy nucleusともいう。通常はウラン(質量数233)より重いものを指す。実験で人工的に合成するが寿命が短く放射性崩壊によりすぐに別の原子核[…]

塵微粒子 dust particle

ダストのこと。

電子 electron

レプトン族と呼ばれる素粒子の一種で負の電荷の単位となる基本粒子。陽子、中性子とともに原子を構成する。質量は約9.10×10-31 kg。素粒子はスピンが半整数のフェルミ統計に従うフェルミ粒子(フェルミオン)と整数のボーズ[…]

天問1号 Tianwen-1

中国(中華人民共和国)が2020年7月23日に打ち上げに成功した火星探査機。2011年にロシアに打ち上げを委託した火星探査機(蛍火1号)の打ち上げが失敗したため、火星着陸に成功した中国初の火星探査機となった。これで中国は[…]

トランプラー Trumpler, Robert Julius

ロバート・トランプラー(Robert Julius Trumpler; 1886-1956)は、スイス系のアメリカ天文学者。チューリッヒ大学を卒業後ゲッチンゲン大学で学位を得て、1915年米国に移住した。リック天文台に入[…]

ニュートリノ neutrino

電荷を持たないレプトンに分類される素粒子で、電子ニュートリノ($\nu_{\rm e}$)、ミューニュートリノ($\nu_\mu$)、およびタウニュートリノ($\nu_\tau$)の3種類(それぞれの反粒子を含めると6種[…]

熱核反応率 thermonuclear reaction rate

核反応の進行速度を、プラズマの密度と温度により表した関数。2つの原子核の衝突による反応の場合、体積あたりの反応率は $n_1 n_2 f(T)$ の形にまとめられる。ここで$n_1$と$n_2$ は反応する原子核の数密度[…]

熱核融合反応 thermonuclear fusion

高温で起きる核融合反応。天文学では一般に星の中心核や、高エネルギー天体現象に伴う高温で起きる核融合反応を指す。

Particle-in-Cellシミュレーション Particle-in-Cell simulation

プラズマ粒子の時間発展を解くシミュレーション方法の一つ。 粒子(particle)の運動に影響を与える電磁場の時間発展は格子(cell)を切った各格子点で計算されるためこのように呼ばれる。

パイオン pion

ハドロンのうち、クォークと反クォークの対から構成される中間子の一種で、最も軽い中間子であり、正、負の電気素量(素電荷)をもつ荷電パイオン($\pi^+$、$\pi^-$: 質量は2.49x10-28 kg)と、電荷をもた[…]

ハイペロン核 hyperon nucleus

中性子星の最深部や宇宙の極く初期のように超高温、高密度の極限世界では、第1世代(アップ・ダウンクォーク、電子など)のみならず、第2世代(チャーム・ストレンジクォーク、ミューオンなど)、第3世代(トップ・ボトムクォーク、タ[…]

破砕反応 (nuclear)spallation reaction

高エネルギーの粒子が標的原子核に衝突した際に、原子核が砕けて複数のより軽い原子核や中性子が生成される反応。不安定な放射性同位元素の原子核も生成される。リチウムなどの軽元素は宇宙線による破砕反応により生成される。

ハッブル定数の緊張 Hubble tension

宇宙初期、具体的には宇宙の晴れ上がり時点(宇宙誕生から約38万年後)、から我々に届く宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のデータを基に構築された宇宙モデルが与えるハッブル定数と、そこから138億年経過した現在の宇宙の観測から[…]

ハドロン hadron

強い相互作用を行う粒子の総称。重粒子ともいう。クォーク(と反クォーク)とグルーオンから構成されており、3つのクォークから構成されるバリオン(baryon, 強粒子)と、クォーク-反クォークの対から構成される中間子(mes[…]

バリオン baryon

三つのクォークからなるバリオン数を持った素粒子のこと。核子と呼ばれる陽子と中性子、およびラムダ粒子、シグマ粒子、クサイ粒子などがある。字句の意味は質量を持った重い粒子。 天文学では(ダークマターではなく)通常の物質を構[…]

晴れ上がり clear up of the Universe

宇宙の晴れ上がりを参照。

反響マッピング reverberation mapping

銀河中心部の広輝線領域の形状等を推定する方法の一つ。活動銀河核の中心核からくる可視連続光の時間変動と、広輝線領域からくる輝線の時間変動との間の時間的なずれを測定して、中心核からの連続光によって電離されて輝く広輝線領域の大[…]

ヒッグス粒子 Higgs boson

素粒子に質量を与えるスカラー場(ヒッグス場)とその励起状態であるヒッグス粒子(電荷0、スピン0のボソン)の存在が1960年代半ばに提唱された。自発的対称性の破れにより真空期待値をもつようになったヒッグス場とゲージ粒子の相[…]

ビッグバン元素合成 big bang nucleosynthesis

宇宙誕生直後の高温高密度期では、陽子や中性子は電子とニュートリノを交換しながら平衡状態(ベータ平衡)を保って存在しているが、平均エネルギーが0.1 MeV(温度にして10億度)くらいになると、陽子と中性子が反応し元素の合[…]

フェルミ粒子 fermion

フェルミ統計に従う粒子のこと。フェルミオンともいう。電子、陽子、中性子、ミューオン、質量数奇数の原子核など、半整数(整数+1/2)のスピン角運動量を持つ粒子はフェルミ粒子である。パウリの排他原理を満たし、同じ状態を占める[…]