天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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かぐや探査機 KAGUYA

2007年9月14日に打ち上げられ、2009年6月11日に月面に落下するまで観測を行った、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回探査衛星。当初の名称は、SELENE(Selenological and Engineer[…]

核融合 nuclear fusion

軽い原子核同士が融合して、重い元素が生成される核反応。天文学では熱核融合反応、あるいは核燃焼という言い方もしばしばなされる。陽子同士が融合して重水素が生成される反応や、重水素同士が融合してヘリウム3を生成する反応、3つの[…]

KAGRA大型低温重力波望遠鏡 KAGRA Large-scale Cryogenic Gravitational Wave Telescope

岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の中に建設された日本の大型低温重力波 望遠鏡。KAGRAの愛称(KAは神岡のKA, GRAはGravity やGravitational wave といった重力をイメージする言葉の頭の文字をとっ[…]

核力 nuclear force

原子核は陽子と中性子(総称して核子と呼ぶ)で構成されるが、これら核子どうしを結合して原子核を形作らせている力を核力という。湯川秀樹は中間子理論により核力を説明したが、その実体はグルーオンが媒介してクォーク間を結びつける強[…]

下弦 last quarter

月の位相を参照。

カシオペヤ座 Cassiopeia (constellation)

英文字のWの形に5個の星が並ぶ特徴的なパターンを示す星座。秋から冬の北天でよく目立つ。北極星を探す目印となる。 1925年(大正14年)の『理科年表』初版では「カシオペイア」とされていたが、昭和初期から「カシオペア[…]

可視激変クェーサー OVV(optically violent variable)quasar

可視光でも劇的に明るさを変えるクェーサーをいう。ブレーザーと呼ばれる天体の一種で巨大質量ブラックホールから放出される相対論的ジェットを真正面から見ているため、見かけの強度が増幅され、変動時間が圧縮されると考えられている。

可視光 visible light

波長 0.4-0.8 μm 程度の電磁波の名称。波長によって色が違って見える。人間の目に感じるところからこの名前が付いた。 表面温度が約6000 Kの太陽から放射される電磁波は可視光域の波長約 0.5 μm のところで[…]

可視度 visibility

1. 開口合成型の電波干渉計で得られる最も基本的な測定量。ビジビリティという英語名も広く用いられている。具体的には、基線を構成するそれぞれの素子アンテナが測定する電場信号間の相互相関関数である。得られた可視度は、天球面に[…]

渦状銀河 spiral galaxy

渦巻銀河を参照。

渦状腕 spiral arm

渦巻腕を参照。

ガス吸収フィルター gas absorption filter

太陽系外惑星の重要な検出方法であるドップラー法では、観測される輝線や吸収線の波長が実験室での波長とどれだけずれているかを精確に測定する必要がある。この際、観測機器などに起因する系統誤差を小さくする代表的方法の一つとして、[…]

カスケード cascade(shower)

高エネルギー粒子が物質中で原子核と相互作用すると、多数の2次粒子が発生する。高エネルギーの2次粒子群は、物質中を進行しながらさらに相互作用を起こし、その総粒子数をネズミ算的に増加させていく。この現象をカスケード(またはカ[…]

ガス星雲 gaseous nebula

星間物質が周辺より高い密度で集まり、明るく輝いたり、あるいは光を吸収して黒く(暗く)なったりして、雲のように見える天体を一般的に表す言葉。星雲という名前だが星ではない。また、ガス星雲の種類として暗黒星雲があるが、ダークマ[…]

ガスセル gas absorption cell

ガス吸収セルあるいはガス吸収フィルターとも呼ばれる。高分散分光器を用いたドップラー法による太陽系外惑星の検出では、波長を高精度で測定する必要がある。恒星のスペクトルと、同じ経路に置かれた特定のガスのスペクトルとを同時に比[…]

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

カセグレン焦点 Cassegrain focus

反射望遠鏡において、凹面の主鏡および凸面の副鏡を用いて主鏡の後ろ側(裏側)に結ばれる焦点のこと。カセグレン焦点の合成焦点距離は、一般に、主鏡の焦点距離の数倍から10倍程度となっている。主鏡、副鏡の二枚鏡で収差補正がなされ[…]

寡占的成長 oligarchic growth

微惑星が衝突合体を繰り返して惑星が形成される惑星集積過程において、複数の原始惑星が同じような質量増加率で大きくなること。暴走的成長の結果形成された原始惑星の質量が大きくなってくると、原始惑星近傍の微惑星は原始惑星による重[…]

画素 pixel

デジタル画像の画像情報(強度や色)を持つ最小単位のこと。英語読みのままピクセルとも言う。画像は画素の2次元の配列で表現される。英語のpixelはpicture element から作られた合成語である。