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可視光

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よみ方

かしこう

英 語

visible light

説 明

波長 0.4-0.8 μm 程度の電磁波の名称。波長によって色が違って見える。人間の目に感じるところからこの名前が付いた。
表面温度が約6000 Kの太陽から放射される電磁波は可視光域の波長約 0.5 μm のところでその強度がピークとなる。人類はこの太陽からの放射を有効に利用するために、進化の過程でこの波長の電磁波を目で感じるようになったと考えられている。極めて高温度あるいは低温度のものをのぞけば、宇宙にある星の多くはその放射の大部分を可視光域に放っている。スペクトルも参照。

2021年10月01日更新

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    関連画像

    *電磁波の名称と対応する波長と振動数及びエネルギー。名称の境界は厳密に定義されてはいない。
    可視光は電磁波のうちのごく一部である。
    * 大気の窓。横軸は波長で縦軸は地上高度。さまざまな波長の電磁波は大気による吸収のため、緑で示す領域の上端高度より下(地表に近いところ)には届かない。
    (原図は芝井広氏による)
    * さまざまな波長の電磁波で見た天の川
    https://mwmw.gsfc.nasa.gov/mwpics/mwmw_8x10.jpg をもとに製作
    可視光線で見たアンドロメダ銀河M31(東京大学木曽観測所)