天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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チェレンコフ望遠鏡アレイ Cherenkov Telescope Array

天体ガンマ線の観測を高感度・高精度で行うために、ヨーロッパ諸国や日本・米国を含む31か国の国際協力により、北半球(カナリア諸島ラパルマ島、標高2200 m)と南半球(チリ・パラナル、標高2100 m)の高地に建設中(20[…]

超伝導量子干渉素子 superconducting quantum interference device(SQUID)

ジョセフソン接合を持った超伝導リングで、微小な磁気の変化に鋭く反応することを利用した高感度の磁気センサーとして用いられる。Superconducting quantum interference deviceを略してSQ[…]

導円 deferent

天動説において周転円の中心が描く円。従円ということもある。

ドゥ・ボークルール, アントワネット de Vaucouleurs, Antoinette

アントワネット・ドゥ・ボークルール(Antoinette de Vaucouleurs; 1921-1987)はフランス生まれの天文学者。ジェラルド・ドゥ・ボークルール夫人。まだ女性天文学者が少ない時代に夫とともに世界的[…]

バイオシグナチャー biosignature

日本語では生命存在指標ともいう。英語のカタカナ表記に関してはバイオシグネチャー、バイオシグニチャーなども使われる。惑星を外部から観測したときに、生命が存在することの証拠と考えられる指標となるデータを指す。惑星大気中に酸素[…]

微分回転 differential rotation

差動回転を参照。

微分大気差 differential atmospheric refraction

大気の屈折率 n は、1気圧で n=1.00028 程度で真空中の 1 とは異なるため、天体からの光は地球大気により屈折する。その結果、天頂方向にある天体以外は見かけの方向と実際の方向が異なり、地平線に近い天体ほど実際の[…]

フリード長 Fried(coherence)length

平坦波面長を参照。

平坦波面長 Fried(coherence)length

大気中の温度分布に依存する屈折率のムラのため、天体からの光は大気層を通過する間にその波面が乱される。波面位相の乱れが無視できる程度の領域の大きさを平坦波面長 r0 と呼ぶ。フリード長とも呼ばれる。平坦波面長は波長の6/5[…]

ホイップル Whipple, Fred Lawrence

アメリカの天文学者(1906-2004)。アイオワ州生まれ。1931年にカリフォルニア大学で天文学の学位を取得した。ハーバード大学天文台に入所し、流星の研究を行い彗星、小惑星を発見した。1955年からスミソニアン天体物理[…]

MAGIC Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov Telescope(MAGIC)

マジックガンマ線望遠鏡を参照。

マジックガンマ線望遠鏡 Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov Telescope(MAGIC)

マックスプランク物理学研究所を中心に、ドイツなどの国際協力でガンマ線天文学のためにカナリア諸島ラパルマ(標高2200 m)に建設された2台の大気チェレンコフ望遠鏡。英語名称のMajor Atmospheric Gamma[…]

マルチミラー望遠鏡 Multi-Mirror Telescope(MMT)

アメリカ合衆国アリゾナ州のホプキンス山の山頂にある、口径6.5m反射望遠鏡。正式名称は「MMT」。スミソニアン研究所とアリゾナ大学によって共同で設立されたMMT観測所によって運用されている。 この望遠鏡は、2000年に[…]

見かけの等級 apparent magnitude

地球から見たときの天体の明るさ(見かけの明るさ)を表す量。等級という単位で表す。等級は対数尺度で表され、明るさが100分の1になるごとに等級は5等ずつ増加する。すなわち、1等の違いは約2.5倍の比に相当する(ポグソンの式[…]

水チェレンコフ検出器 water Cherenkov detector

水中で荷電粒子が放出するチェレンコフ光を光電子増倍管などの光センサーでとらえる粒子検出器。水の屈折率は波長400 nmの光に対し1.34であるため、水中をほぼ光速で走る荷電粒子からは半頂角 cos-1(1/1.34)=4[…]

ラニアケア超銀河団 Laniakea Supercluster

我々の天の川銀河(銀河系)を含む広がり約5億光年の空間内にある銀河からなる超銀河団。従来から知られていた局所超銀河団を含む更に大きな超銀河団である。2014年にタリー(B. Tully)、クルトワ(H.Courtois)[…]

ローレンツ因子 Lorentz factor

特殊相対性理論において慣性系同士の座標変換はローレンツ変換であるが、相対速度 $v$ が大きいほどある系から見たとき別の系の時間の遅れや長さの縮みなどの相対論的効果が大きくなる。その目安を与えるのがローレンツ変換に現れる[…]

ローレンツ線輪郭 Lorentz line profile

スペクトル線輪郭の成分の一つで、減衰部に対応するもの。ハイゼンベルク(W. Heisenberg)の不確定性原理によるスペクトル線の広がり(自然幅)や、スペクトル線形成に関わる原子(あるいはイオンや分子)と他の原子などと[…]

ローレンツ不変性 Lorentz invariance

ローレンツ変換に対する不変性のこと。ローレンツ変換は、任意の2つの世界点 $(t_1,x_1),(t_2,x_2)$ 間の世界間隔 を不変に保つような時空座標変換である。 特殊相対性理論はローレンツ不変性を保つよ[…]

ローレンツ変換 Lorentz transformation

特殊相対性理論における慣性系間の座標変換。 どの慣性系でも微小座標間隔に対する次の組み合わせを不変に保つような座標変換として求めることができる。 この組み合わせを4次元線素という。たとえば、相対速度 $v$ で […]