天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

ダウンサイジング downsizing

重い銀河ほど昔に星生成活動を終えたという現象。どの時代の銀河にも一貫して見られる。たとえば、現在の宇宙で活発に星生成を行なっているのは小質量の銀河だけであり、最も重い銀河である楕円銀河は星生成をほとんど行っていない。星生[…]

田中春夫 TANAKA Haruo

日本の天文学者(1922-1985)。日本における電波天文学研究のパイオニアの一人で、マイクロ波帯での太陽電波研究の世界的権威と評された。愛知県豊川市にあった名古屋大学空電研究所で多素子電波干渉計を世界に先駆けて開発し、[…]

多波長天文学 multi-wavelength astronomy

電磁波の全ての波長による観測から天体現象を多面的に解明する天文学。観測の角度分解能や感度においては長い間、可視光観測が他の波長帯の観測を大きく凌いでいたが、1980年代頃から次第に可視光以外の波長による観測の感度と分解能[…]

たわみ(銀河円盤の) warp

円盤銀河において中性水素原子ガスや星の分布が円盤外縁部で銀河面から大きく外れてたわんでいること。英語ではwarpというので、日本語でもそのままウォープまたはワープと呼ぶ場合もある。われわれの天の川銀河(銀河系)を含めて、[…]

炭素質コンドライト carbonaceous chondrite

石質隕石のうち、有機物などさまざまな化合物の形で炭素原子を含むコンドライトを指す。化学組成や酸素同位体組成に基づき、CI, CM, CO, CV, CR, CK, CHに分類される。コンドリュールのほかに、太陽系初期の高[…]

チェレンコフ光 Cherenkov light

屈折率nの媒質中での光速(位相速度)は $c/n$(cは真空中の光速度)になるため、高エネルギーの荷電粒子がこれより速く媒質中を進むと、荷電粒子周囲の電磁場が後に取り残され、波面が重なって衝撃波を生じる。この衝撃波がチェ[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

地球照 earthshine

月の欠けている暗い部分がうっすらと見える現象のこと。これは地球(の昼側)で反射した太陽光が月に届き、月(の夜側)で再び反射した光を、地球の夜側で観測しているものである。地球照を肉眼で最も観測しやすいのは、新月前後の月の輪[…]

地球接近小惑星 near-Earth asteroids

小惑星のうち、近日点距離が小さく1.3 au(au は天文単位)以内に入るもの(地球軌道に近づく軌道をもつもの)を地球接近小惑星(地球近傍小惑星、近地球小惑星とも呼ばれる)と呼ぶ。英語の頭文字を取ってNEAと省略されるこ[…]

地動説 heliocentrism

1543年にコペルニクス(N. Copernicus)が、当時の標準的な宇宙観であった天動説に対して提示した説。惑星は中心にある太陽の周りを公転するとした。学術上の名称は「太陽中心説(heliocentrism)」である[…]

CIAO CIAO

すばる望遠鏡の第一期共同利用観測装置のひとつ。Coronagraphic Imager with Adaptive Opticsの略語で、チャオと呼ばれる。すばる望遠鏡用の初代コロナグラフであり、8m級望遠鏡用の専用コロ[…]

チャンドラ衛星 Chandra X-ray Observatory

(Chandra X-ray Observatory) 1999年7月にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたX線天文学 衛星で、スペースシャトルにより軌道に投入されたグレートオブザーバトリーズ(Great Obse[…]

チャンドラセカール Chandrasekhar, Subrahmanyan

スブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar;1910 - 95)はインド出身のアメリカ天体物理学者。 ラホール(パキスタン)で生れ、マドラス(現在のチェンナイ)で育った[…]

中心核(銀河の) galactic nucleus

銀河の中心にあるブラックホールとその周囲の構造のこと。銀河の中には中心が点状に強く輝いているものがあり、観測的にはこの点状天体を銀河中心核と呼ぶ。特に、広がりに比べて明るさが通常の恒星の集積では説明できないほど明るい場合[…]

中心分子雲帯 central molecular zone(CMZ)

天の川銀河の中心付近にある分子ガス雲の複合体。英語の頭文字からCMZ(しーえむぜっと)と呼ぶことも多い。銀河面に沿って、中心から半径200~300パーセク(200~300 pc=1000光年)程度の範囲に数十pcの厚さで[…]

中心力 central force

古典力学における概念で、質点(質量のみを持ち大きさが無視できる仮想の物体)の受ける力が、常に一つの点(原点)を通る向きで、大きさが原点と質点の距離のみによって決まるような力をいう。中心力による運動では、力学的エネルギーと[…]

中性子星 neutron star

原子から構成される通常の恒星と異なり、中性子を主成分とする天体。 中性子星は、約 8$M_{\odot}$ 以上($M_{\odot}$ は太陽質量)の重い恒星が進化の最終段階で起こす超新星爆発の残骸として中心にで[…]

中性子捕獲元素 neutron capture elements

鉄より重く、中性子捕獲とベータ崩壊の繰り返しにより形成される元素。中性子捕獲元素の形成過程にr過程とs過程の2種類がある。中性子捕獲がベータ崩壊に比べ速く(rapid)進行するのがr過程、遅く(slow)進行するのがs過[…]