天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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標準時 standard time

国や地域が共通で使う地方時のこと。共通の標準時を使う地域全体を「タイムゾーン(time zone)」という。日本は一つのタイムゾーンにあり、日本標準時は東経135度の子午線に基づいて決められている。日本標準時の法令上の正[…]

標準星 standard stars

天体観測において、天体の明るさ、スペクトル、天体から放射される光の偏光度、偏光角などを校正するために使用する恒星のこと。測光標準星、分光標準星、分光測光標準星、偏光標準星などがあり、それぞれ、明るさやスペクトル、偏光の特[…]

標準太陽モデル standard solar model

ある標準的な手続きに従って(あるいは仮定に基づいて)構築された、太陽の進化モデルのことである。太陽は球対称で、力学的にも熱的にもある特定の瞬間にはバランスしている(準定常状態)と考える。また、太陽の中心部で核融合反応が始[…]

秤動 libration

ある位置を中心にして、周期的な運動をすること。天体の動きとしては、月やラグランジュ点付近での運動で使われることが多い。 月はいつもほぼ同じ面を地球に向けているが、実際には上下左右に少しだけ振れて見える。これを月の秤動と[…]

標本化定理 sampling theorem

連続的に変化する信号を離散的に標本抽出する(サンプリングする)場合、抽出頻度を νmax とした標本からは、元の信号のうち [0, νmax] の周波数範囲だけは完全に再現可能であるという定理。ナイキスト-シャノンの定理[…]

表面輝度 surface brightness

広がった天体の単位表面積(立体角)あたりの明るさのこと。単に面輝度という場合もある。1平方秒角あたりの等級($\text{mag}\,\text{arcsec}^{-2}$)という単位がよく使われる。表面輝度の高い(明る[…]

表面輝度プロファイル surface brightness profile

天体の表面輝度分布を中心からの距離(半径)の関数として描いたもの。 銀河の場合、楕円銀河や円盤銀河のバルジ部と、円盤銀河の銀河円盤部とでプロファイルが系統的に異なっており、銀河形態の客観的な分類にも使われる。

表面測光 surface photometry

広がった天体の明るさおよびその2次元分布を計測すること。広がった天体は一般に視線方向にも奥行きを持っているが、われわれが観測できるのは天球上に投影した天体の光のみであり、その表面的な輝度分布のみを測ることができる。天体が[…]

表面対流層 surface convection zone

恒星の対流層のうち、表面を含む恒星の外縁部にできる対流層のこと。光の吸収散乱断面積が大きくなって、放射によるエネルギー輸送の効率が低くなる場所では対流不安定が起こり、これによって表面対流層が形成される。太陽は表面対流層を[…]

開いた宇宙 open universe

空間的に無限大の大きさを持つ宇宙のことであるが、通常は、負の曲率パラメータ K = -1 を持つロバートソン-ウォーカー計量で表される宇宙のことを指すことが多い。

平山清次 HIRAYAMA Kiyotsugu

日本の天文学者(1874-1943)。小惑星の平山族をみつけた。仙台に生まれ、東京帝国大学星学科を卒業して、位置天文学では極運動などを研究した。日露戦争後の樺太(サハリン)の北緯50度の国境線画定作業に日本側委員として参[…]

平山信 HIRAYAMA Shin

日本の天文学者(1868-1945)。第2代東京天文台長(1919-1928)、第2・5・9代の日本天文学会長(1909-1919)を務めた。1888年東京帝国大学理科大学星学科の第1回の卒業生であり、その後イギリス・グ[…]

平山族 Hirayama family

族(小惑星の)を参照。

ビリアル温度 virial temperature

収縮しようとする力である自己重力を、ガスの圧力(勾配)で支えるために必要な天体内部のガスの温度のこと。恒星系の場合は、無秩序運動の速度分散が圧力に相当する。準平衡状態にある天体の力のつり合いの式から天体内部のさまざまなエ[…]

ビリアル質量 virial mass

ビリアル定理を基にして、天体の運動エネルギーから求められる質量のこと。ビリアル定理によれば有限の空間内を運動する多粒子系が(熱)力学平衡状態にあるとき、そのポテンシャルエネルギーは運動エネルギーの2倍となる。運動エネルギ[…]

ビリアル定理 virial theorem

有限の範囲を運動する多粒子系においてポテンシャルエネルギーが座標の同次関数であるとき、定常状態において成り立つ運動エネルギー $K$ とポテンシャルエネルギー $W$ の関係。ポテンシャルがすべての粒子の位置座標 $(x[…]

ビリアル平衡 virial equilibrium

自己重力系において重力と圧力がつり合った平衡状態。このような状態に対してはビリアル定理が成り立つ。ビリアル定理から平衡状態にある半径 $R$ の球対称分布の質量を見積もることができる。系が多数の同質量の粒子からなるとして[…]

ヒルダ群小惑星 Hilda asteroids

木星軌道の内側で、小惑星帯(メインベルト)の外側部分にあって、木星と2:3の軌道共鳴状態にある小惑星。このため、ヒルダ群の天体は、太陽を挟んで木星の反対側(木星-太陽-ヒルダ群の角度が180度)か、木星より約60度前か後[…]

ヒル半径 Hill radius

中心天体の周りを公転する2天体について、2天体の相互重力が中心天体の重力より上回る領域をヒル圏と呼び、その領域の大きさをヒル半径と呼ぶ。質量 $M$ の中心天体の周りで軌道長半径 $a$ の軌道上を公転する2天体の質量を[…]

比例計数管 proportional counter

電離 放射線の測定装置の一つ。