表面輝度
よみ方
ひょうめんきど
英 語
surface brightness
説 明
広がった天体の単位表面積(立体角)あたりの明るさのこと。単に面輝度という場合もある。1平方秒角あたりの等級()という単位がよく使われる。夜空の表面輝度を表すときには、1平方度当たり10等星何個分に相当するかという単位(
)が用いられることもある。両者の間には
の関係がある。
銀河の見かけの表面輝度は、比較的近傍の宇宙では距離によらないが、遠方宇宙では宇宙膨張の効果により、赤方偏移 z が大きくなるにつれ、(1+z)-4 に比例して、急速に暗くなることが知られている。
2020年03月19日更新