天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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イトカワ Itokawa

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143[…]

宇宙科学研究所 Institute for Space and Astronautical Sciense(ISAS)

日本の天文学研究(主にスペースからの観測)の中心研究機関の一つ。前身は東京大学附置研究所の一つであった宇宙航空研究所。1981年に東京大学を離れて大学共同利用機関宇宙科学研究所となった。2003年10月に、宇宙開発事業団[…]

LCGT Large-scale Cryogenic Gravitational Wave Telescope (LCGT)

KAGRA大型低温重力波望遠鏡を参照。

ガモフ Gamow, George

ガモフ(George Gamow;1904-68)はウクライナ生まれでアメリカで活躍した理論物理学者。ウクライナのオデーサに生まれ、1923年からレニングラード大学で学んだ後、ゲッチンゲン大学に行き量子論を原子核に応用し[…]

鏡材 mirror substrate

鏡を作る材料物質のこと。よく用いられる鏡材はガラスを基本としている。望遠鏡に用いる鏡材は、数十年に渡って安定であり、運搬や設置時に破損しない強度が必要である。また、加工や運用時の変形を小さく抑えるため、内部応力および熱膨[…]

極運動 polar motion

地球の自転軸は歳差や章動のように力学的に予測のできる運動だけではなく、予測不能な運動もしている。この運動をまとめて極運動あるいは揺動と呼ぶ。言い方を変えれば、極運動は自転軸が地球の形状の対称軸である形状軸に対して動き回る[…]

局所静止基準 Local Standard of Rest

太陽系の位置で天の川銀河中心周りを等速円運動する仮想的な点。英語の頭文字をとってLSRと呼ぶことも多い。国際天文学連合による推奨値を用いれば、LSRは、銀河中心から距離8.5キロパーセク(8.5 kpc=28000光年)[…]

クレーター crater

隕石や小天体の衝突で形成される、円形の窪地とそれを取り囲むリムと呼ばれる円環状の高まりから構成される地形。隕石孔とも言う。断面がおわん型のもの、平底型のもの、中央に高まり(中央丘)があるもの、多重のリムから構成されている[…]

コーデッドマスク coded(aperture)mask

X線やガンマ線検出器の前に置かれるランダムなパターンの穴を開けたマスク。穴一つ一つがピンホールカメラの穴に相当すると考えれば、検出器には複数のピンホールカメラの画像が写っていると考えることができるため、フーリエ変換など数[…]

コールドスタートモデル cold start model

太陽系外惑星、特に、直接観測で発見された巨大惑星の成因に関する議論に用いられるモデルの一つ。標準的な惑星形成理論では微惑星が先に形成され、ガス降着を経て巨大惑星が形成される。この、いわゆるコア集積モデルでは、初期状態のエ[…]

磁気音波 magnetosonic wave

電磁流体波の一種で、磁気圧とガス圧との勾配を復元力とする波。磁気音波には、磁気圧とガス圧の復元力が互いに強め合う場合と打ち消し合う場合があり、前者は速い磁気音波(ファーストモード)、後者を遅い磁気音波(スローモード)と呼[…]

磁気浮力 magnetic buoyancy

重力下のプラズマ中の磁束管の内外の密度差によって生ずる浮力を磁気浮力という。磁束管内部ではガス圧に加えて磁気圧が働くので、内部のガス圧は外部のガス圧よりも低くなっている。内外の温度が同程度なら、これは内部の密度が低いこと[…]

シュトルーベ, オットー・リュドビゴビッチ Struve, Otto Lyudvigovich

オットー・リュドビゴビッチ・シュトルーベ(Otto Lyudvigovich Struve;1897-1963)は、ロシア生まれで主にアメリカで活躍した天文学者。しばしばストルーベまたはシュトルーフェとも記される。グスタ[…]

準静的進化モデル quasi-static evolution model

星生成シナリオの一つで、両極性拡散による長い時間スケールで分子雲コアが収縮し、星生成がゆっくり始まるという考え方。 分子雲コアが自己重力で動的に収縮できないように磁気圧で支えられていることを仮定している。 このモデル[…]

小惑星 asteroids

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星と準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうちおもに木星の軌道周辺より内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、小惑星帯(メインベルト)の小[…]

新技術望遠鏡 New Technology Telescope (NTT)

1989年にヨーロッパ南天天文台(ESO)がチリのラシヤ天文台に建設した3.6m望遠鏡。薄型主鏡鏡面を実時間制御の力支持で理想的な形に保つ能動光学方式の実証望遠鏡として、VLTの先駆けとなった。また通風型のドームの先駆け[…]

スーフィ al-Sufi, Abd al-Rahman

スーフィ(Abd al-Rahman al-Sufi;903-86)はペルシャの天文学者。アブドゥル・ラフマーン・スーフィーまたはアゾフィとも記される。テヘラン郊外で生れ、ブワイフ朝時代に宮廷天文学者として活躍した。プト[…]

スケーリング則(銀河の) scaling law

光度、表面輝度、内部運動速度など銀河全体を表す物理量の間に見られる相関関係。たとえば2変数の場合は y ∝ x n(n は定数)という形をとる。楕円銀河のスケーリング則には、3つの物理量の間の極めて強い相関である基本平面[…]

測光システム photometric system

測光観測と撮像観測の際の標準的な波長帯(バンド)の組み合わせ。測光系ともいう。代表的なものとしてジョンソン-カズンズの U, B, V, Rc, Ic(単に R, I と表記される場合もある)システムや、スローンデジタル[…]

ダークマター dark matter

現在の宇宙の平均エネルギー密度のほぼ4分の1(27%)を占める正体不明の物質。暗黒物質とも言う。我々の知っている原子からなる物質(身のまわりにある通常の物質で、宇宙論ではこれをバリオンと呼ぶことが多い)は、全エネルギー密[…]