天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

準静的進化モデル

 

よみ方

じゅんせいてきしんかもでる

英 語

quasi-static evolution model

説 明

星生成シナリオの一つで、両極性拡散による長い時間スケールで分子雲コアが収縮し、星生成がゆっくり始まるという考え方。
分子雲コアが自己重力で動的に収縮できないように磁気圧で支えられていることを仮定している。
このモデルでは、分子雲コアの進化の時間スケールが観測から示唆されるよりも長くなることが問題点として指摘されていたが、分子雲内の超音速乱流による圧縮により形成された高密度領域で磁場が曲げられるため、双極性拡散が加速され、拡散の時間スケールが短くなることがわかっている。磁気流体力学も参照。

2018年03月06日更新

この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。

受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。

    関連画像

    画像をクリックすると拡大されます