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「画像説明文」に含まれる"X站爬虫尽在(👉 666bit.net 👈),RRA"の検索結果(40件)

ALMA Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

アルマ望遠鏡を参照。

アルマ望遠鏡 Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

南米チリのアンデス山脈の中、標高5000mのチャナントール高原に建設された、周波数80-950 GHz帯のミリ波サブミリ波領域で稼働する電波干渉計。口径12 mと7 mのアンテナ計66台を最大基線長16 kmで展開し、大[…]

アレン干渉計 Allen Telescope Array

アメリカのSETI協会とカリフォルニア大学バークレー校の電波天文学研究室が協力してカリフォルニア州北部のハットクリーク電波天文台に建設中の電波干渉計である。口径6.1mのアンテナを最終的には350台配置する予定で、ポール[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

イラジエーション irradiation

写真乾板や写真フィルムなどの写真乳剤の表面に入射した光が乳剤層中で散乱され、周辺の粒子を感光させて、あたかも写真濃度(黒み)がしみ出したかのように見える現象。天体写真では、暗い星ではあまり目立たないが、明るい星で中心が最[…]

色収差 chromatic aberration

レンズ光学系では、媒質の屈折率が色(光の波長)により一定でないことから、ザイデル収差の他に色収差が生じる。鏡のみの光学系には色収差は存在しない。色収差には軸上色収差(像位置色収差、縦色収差などともいう)と倍率色収差(横色[…]

エスケーエー SKA(Square Kilometre Array)

1平方キロメートル電波干渉計を参照。 Square Kilometre Array (SKA) Official Animation https://youtu.be/8BBoDw2qVD0

SKA Square Kilometre Array(SKA)

1平方キロメートル電波干渉計を参照。

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]

ngVLA ngVLA (next generation Very Large Array)

合計263台のパラボラアンテナを北米全域に分散させて設置し、最大で約9000キロメートルの口径の電波望遠鏡とおなじ分解能を実現しようという次世代の大型電波干渉計計画。 観測周波数帯域は、1平方キロメートル電波干渉計(S[…]

球面収差 spherical aberration

平行光を球面鏡や球面レンズで集光するとき、光軸から遠い光線の焦点位置が、光軸に近い光線の焦点位置より手前になるために起こる収差。

空気シャワーアレイ air shower array

高エネルギーの宇宙線が引き起こす空気シャワー現象をとらえるために間隔をおいて多数の荷電粒子検出器群を配列した装置。シャワー粒子の主成分は電子、陽電子、ガンマ線であり、粒子検出器にはプラスチックシンチレーション検出器や比例[…]

光行差 aberration

運動している観測者から天体を見ると、光の速度が有限であるために、天体の方向が真の方向から観測者の運動方向にずれて見える。この現象を光行差といい、18世紀のイギリスの天文学者ブラッドレー(J. Bradley)により発見さ[…]

光行差楕円 aberrational ellipse

天体の位置を地球から観測すると、その方向が1年周期で変化して見える。これは地球の公転運動による光行差のためであり、年周光行差と呼ばれる。年周光行差によって天体が見える方向がずれていく様子を1年間描いてみると、一般的には楕[…]

光行差定数 constant of aberration

地球が太陽の周りを公転している速度のために、天体の見える方向は1年周期で変化する。これが年周光行差と呼ばれているが、年周光行差によって見える方向が真の方向からずれる量の最大値を光行差定数と呼ぶ。光速をc、地球の平均の公転[…]

コマ収差 coma aberration

光軸に対して斜めに入射する光線が像面で一点に集まらないために起こる収差。 像面では彗星のコマ(頭)から拡がる尾のような形を示す。収差の大きさは入射角に比例する。

ザイデル収差 Seidel aberrations

レンズや鏡の形状により生じる光学収差には数学的な考察から、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲という5つの基本的なパターンがあることが1857年のザイデル(L. von Seidel)の研究で示された。波面収差W[…]

次世代大型電波干渉計 ngVLA (next generation Very Large Array)

ngVLAのこと。  

収差 optical aberration

電磁波の波面の乱れのため、結像にぼけが生じること。単色の光の波面収差分布はゼルニケ多項式展開で表すことができるが、3次までの項は5つのザイデル収差で記述できる。この他に媒質の色分散に起因する色収差がある。光学系の設計で用[…]

収差係数 aberration coefficient

主にザイデル収差の5つの係数を指す。