コペルニクス
よみ方
こぺるにくす
英 語
Copernicus, Nicolas
説 明
ポーランドの天文学者(1473-1543)。1491年クラコウ大学で神学を学び、後にイタリアに留学して教会法、医学も修得した。帰国後、聖職者としてフラウエンブルグ聖堂参事会会員に選ばれた。イタリア留学中から天文学に関心を持ち、プトレマイオス(Ptolemaeus)の地球中心宇宙に代わる理論を求めて研究した。1510年代中頃に、太陽中心説を初めて述べた『コンメンタリオルス(概要)』をごく少数の人々に配布した。1539年に弟子になったレティクス(G.J. Rheticus)の強い勧めで『天球の回転について』を執筆、出版された1543年と同年にコペルニクスは死亡した。本書は、''コペルニクス革命''と呼ばれるほどの大きな歴史的意義を与えた。
2018年09月14日更新
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